- Google が 2023 年 10 月に発表した「Google Home」ホームオートメーション用スクリプトエディタ「自動化」の生成 AI 活用「ヘルプ ミー スクリプト」改め「スクリプトを生成」がついに提供開始
- 作成したいスクリプトの内容を生成 AI に説明するだけで自動コーディング
- ただし英語と合わせて利用する必要あり
Google が 2023 年 10 月 2 日(月)に発表した、パブリック(早期)プレビュー版「Google Home」の「Google アシスタント」オートメーション機能「ルーティン(オートメーション)」における、詳細制御スクリプトエディター機能「自動化」の生成 AI 活用「ヘルプ ミー スクリプト(help me script)」改め「スクリプトを生成」が、ついに日本国内でも提供開始されました。
パブリックプレビュー版「Google Home」にて提供されているスクリプトエディター「自動化」は、プログラムデータ形式「YAML(YAML Ain’t Markup Language)」を用いて詳細なオリジナルオートメーションスクリプト(ルーティン)を作成できる機能となっていますが、コーディングの知識がないと利用できない上級者向け機能となっています。しかし新たに提供された「スクリプトを生成」では、例えば「ChatGPT」や「Bard」といった生成 AI にコーディングを依頼する要領で[日が落ちて暗くなってから屋外カメラが人を検知したらポーチライトをオン][煙警報器が鳴ったら家のすべての照明を点滅させてスピーカーで緊急事態をアナウンス]など、作成したいスクリプトの内容を生成 AI に説明するだけで、生成 AI がコードを自動でコーディングしてくれる便利機能となっています。
もちろん、自動コーディングされたコードを編集したりすることも可能。ただし「スクリプトを生成」は基本は英語対応となっているため、日本語のみでは不完全な内容となる模様です。
そのため、生成後の編集前提で、さらに英語と合わせて利用する必要があります。
Source:Google