先日行われた MWC 2015 での BlackBerry プレスカンファレンス上で、BlackBerry CEO の John Chen 氏が、新しいタブレットとなる次期 BlackBerry PlayBook の開発を構想中であることを明らかにしました。
ただし、この発言は、記者の質問に対する回答です。
あくまでも John Chen 氏の構想ということで、実際に開発が進んでいるわけではありません。
BlackBerry PlayBook は、2011 年に BlackBerry 初のタブレットとして登場し、ごく一部では人気を博しました。
ディスプレイサイズは当時の主流となっていた 7 インチで、OS は タブレット専用の BlackBerry Tablet OS が採用されています。
当時はまだ BlackBerry OS 10 が日本語表示・入力に正式に対応しておらず、BlackBerry PlayBook も同様に日本語には非対応でした。
その後 BlackBerry OS 10.2 から日本語表示・入力に対応しましたが、BlackBerry Tablet OS の更新は止まっていて、未だに日本語非対応です。
BlackBerry PlayBook は、BlackBerry OS 7 端末とペアリング(アクティベート) することにより、BlackBerry OS 7 端末のキーボードとトラックパッドをBluetooth キーボードとして使用できる “BlackBerry Bridge” 機能が搭載されています。
BlackBerry OS 7 端末でこれを行うと、Windows や Android でBlackBerry OS 7 をBluetooth キーボードとして使用できる裏ワザも、一部では有名です。(BlackBerry OS 10 端末では BlackBerry PlayBook でしか使用不可)
そのペアリング用として、私自身もBlackBerry PlayBook を所有しています。
BlackBerry は、今年の新機種として開発中の、エッジスクリーンとスライドキーボードを搭載した「BlackBerry Slider」のプロトタイプを、MWC 2015 で披露しています。
Source:CNET