先日、Sony が 2016 年のモバイル事業の業績次第で事業撤退、もしくは切り離しを視野に入れていることが明らかとなりましたが、BlackBerry も同様に今後の展開によってスマートフォン事業から撤退する考えがあることが明らかとなりました。
この情報は、現在米国で開催されているRe/code のイベント「Code Mobile」で行われた、BlackBerry CEO John Chen 氏のセッションで、同氏自ら語った内容です。BlackBerry は年間 500 万台のスマートフォン販売を目標としていることも明らかになりました。BlackBerry は近日中に Android を搭載した「Prib by BlackBerry」を発表することを予告しています。
今回なぜ BlackBerry が Android を選んだかというと、BlackBerry のアプリ不足を解消するためだったということも、同氏によって語られました。また、BlackBerry の強みであるセキュリティ性が Android で完璧に動作する場合、今後 BlackBerry OS 10 搭載端末の開発をドロップする可能性もあるそうです。
ただし今のところ、BlackBerry と Android どちらの開発も視野に入れているとのこと。
Source:Re/code