先日ご紹介させていただいた「Xperia Z4 Tablet（SGP771 / LTE）」の Android 7.0（Nougat）アップデート記事がかなり好評で、当ブログ開始以来、1 日のアクセス数では歴代最高を記録しました。読んでいただき本当にありがとうございます。
https://jetstream.buzz/archives/49535 ただ読み返してみて、紹介しているのが画像とテキストのみということもあってその使用感などがわかりにくい、伝わりにくいと思ったので、今回動画で撮ってみました。Android 7.0 にアップデートした「Xperia Z4 Tablet」でマルチウィンドウを利用する場合の純正 Bluetooth キーボード「BKB50」ショートカット機能が非常に便利な点や、Android 7.0 のマルチウィンドウと Xperia のスモールアプリによる新旧マルチウィンドウの競演など、それなりにわかりやすく映っていると思います。
見てわかるかと思いますが、「BKB50」のショートカット機能は Android 7.0 のマルチウィンドウを非常に良くシンクロしています。かなり実用性が高いので活用しまくることができると共に、今後こういった機能は継承していて欲しいものです。新型 Xperia タブレットが出るのであればですけどね。
一方のスモールアプリはというと、Android 7.0 のマルチウィンドウには最適化されていない感じです。起動するとマルチウィンドウのサイズが初期化されてしまったり、アプリによってはマルチウィンドウが強制的に解除されてしまう場合もあります。恐らく Sony Mobile は Xperia のスモールアプリをこれ以上継承しないと予想されるので（現に最新の Xperia には搭載されていないので）、スモールアプリの Android 7.0 への最適化は期待はしない方がいいでしょう。
とはいってもその特性を理解していればそれなりにスモールアプリを Android 7.0 で活用することはできます。そもそもマルチウィンドウにしていなければあまり関係ないことでもありますしね。
何にしろAndroid 7.0 にアップデートされた「Xperia Z4 Tablet」はかなり使い勝手が増しているので、今後もまだまだ最前線で運用していけると、私個人的には思っています。
ただ残念な点も
ただし残念な点もあります。それはマルチウィンドウ状態での「BKB50」による文字入力時に、ゴーストタッチによる重複入力が頻繁に行われる問題と、KDDI 系の LTE を掴まなくなる点です。
文字入力時のゴーストタッチはかなり深刻で、はっきり言って使い物にならない場合が多々あります。KDDI 系の LTE については完全には未検証なので場合によっては掴むこともあるかもしれませんが、mineo の VoLTE 対応 SIM を挿した場合に、Android 6.0.1 では LTE を掴んでいたのに対し Android 7.0 では一切掴まなくなってしまいました。
もちろんKDDI 系 LTE を掴まない問題は LTE 対応の海外モデル「SGP771」における問題で、KDDI が販売した「Xperia Z4 Tablet（SOT31）」ではそんなことは起こらないと思います。
単に使い勝手が増したわけではなく問題も発生している「Xperia Z4 Tablet（SGP771）」ですが、今後のアプデートである程度の問題が解消すてくれることを期待しつつ、個人的にも回避策などを模索していこうと思います。
