日本直送に対応している英国のガジェットショップ Clove が、先日 MWC 2017 で Sony Mobile より発表された 4K HDR ディスプレイ搭載ハイスペックスマートフォン「Xperia XZ Premium」の予約を開始しました。
ただし現時点ではもちろん入荷日が未定です。Clove は他よりも先走って予約を開始する傾向にあり、予約を開始したものの(Pixel / Pixel XL のように)現在でも入荷していない商品なども多々あるので、あくまでも今後の目安として把握すべき情報となります。つまり今の時点で予約を行うことは得策ではありません。
ちなみに Clove では “ディープシーブラック” の 1 色のみのラインアップとなっています。また商品ページに型番の記載はされていませんが、これまでの流れを考慮すると恐らくシングル SIM モデルの「G8141」となると予想されます。
本体価格と輸入総額
Clove では「Xperia XZ Premium」の販売価格を VAT 抜き £537.50(約 75,000 円)に設定しています。この価格での輸入概算総額は以下の通りです。
- 本体価格:£537.50(約 75,000 円)
- 送料:£23(FedEx)
- 総額:£560.50(約 78,500 円)
- 日本到着時に消費税を考慮した輸入総額:約 84,800 円
Clove では予約開始時の価格から実際の販売時の価格が変更となることも多々あるので、上記の輸入概算総額もあくまでも参考価格とお考えください。そもそも実際の日本円価格は発売時の為替が適用されることとなので上記から変更される可能性しかありません。
Xperia XZ Premium
「Xperia XZ Premium」はプロセッサに現行で最上位となる Snapdragon 835 を採用し、「Xperia Z5 Premium」で採用されて話題となった 4K ディスプレイの改良バージョンとなる 4K HDR ディスプレイを搭載したハイスペックスマートフォンです。Amazon との協業も発表され、4K HDR に対応した映像コンテンツが Amazon プライム・ビデオから提供されます。
更に大きく進化した部分はメインカメラです。画素数は 1,900 万画素と前作よりも少なくなりましたが、メモリー積層型 CMOS イメージセンサー Exmor RSfor mobile を搭載し、新たなカメラシステムとして Motion Eye を採用。960fps という驚異のスーパースローもション機能や、被写体の動きを検出してシャッターが押される直前の画像から最大 4 フレーム分の画像をバッファリングして撮影する(iPhone のライブフォトのような)Predictive Capture 撮影機能を搭載しています。
USB Type-C 端子も継承されていますが、通信規格が USB3.1 Gen1 にアップグレードされ、最大速度 5Gbps でデータ転送に対応しました。このほか本体側面の指紋センサー内蔵パワーボタン前面上下のステレオスピーカーなども継承搭載されています。
OS | Android 7.1 Nougat |
サイズ | 156 × 77 × 7.9 mm |
重量 | 195g |
ディスプレイ | 5.5 インチ(3,840 × 2,160)4K HDR、Gorilla Glass 5 |
プロセッサ | Snapdragon 835 MSM8998 Octa-core 2.45GHz |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB、microSD スロット搭載 |
リアカメラ | 1,900 万画素Motion Eye、Exmor RS for mobile |
フロントカメラ | 1,300 万画素Sony Exmor RS |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 3,230mAh |
その他 | USB Type-C(USB3.1 Gen1)、IP68 |
カラーバリエーション | ルミナスクロム、ディープシーブラック |
モバイルネットワーク
G8141 / G8142 共通 |
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モバイルネットワークの対応周波数は昨年の「Xperia X シリーズ」からの流れと同じで FOMA プラスエリアや LTE Bant 19 を含む幅広い LTE バンドに対応しています。ちなみに例えデュアル SIM モデルの「G8142」であったとしても応周波数は同じです。