昔から支払い方法に難があった国税ですが、2017 年 1 月 4 日からなんと国公式の「国税クレジットカードお支払サイト」なるものが登場し、該当の国政がクレジットカード支払いに対応したみたいですよ。始まってからもう 2 か月も経過しているのに私はこれまで知りませんでした。
対象となる国税
対応している国税は以下の通り。国税が対象となっているので住民税や自動車税といった地方税関連は対象ではありません。(自治体によってはずでに対象)
- 申告所得税及復興特別所得税
- 消費税及地方消費税
- 法人税
- 法人税(連結納税)
- 地方法人税
- 地方法人税(連結納税)
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税及復興特別所得税(告知分)
- 源泉所得税(告知分)
- 申告所得税
- 復興特別法人税
- 復興特別法人税(連結納税)
- 消費税
- 酒税
- たばこ税
- たばこ税及たばこ特別税
- 石油税
- 石油石炭税
- 電源開発促進税
- 揮発油税及地方道路税
- 揮発油税及地方揮発油税
- 石油ガス税
- 航空機燃料税
- 登録免許税(告知分)
- 自動車重量税(告知分)
- 印紙税
所得税が入っているので確定申告の支払いもクレジットカードで行えますね。クレジットカードは Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARD が対応しています。優しいです。
ただし手数料
ただし注意が必要で、クレジットカード支払いには手数料が発生する模様です。その手数料は 1 ~ 10,000 円までが税込み82 円、そして 10,000 円ごとに 82 円が加算されていくというこ感じ。
「国税クレジットカードお支払サイト」にはちゃんと手数料の計算フォームも実装されています。
つまり 1% 以上のポイント還元に対応したクレジットカードで支払う場合はいくらか得をするということになります。得するとしてもかなりの微量です。
そもそもすぐにお金が用意できない場合に「国税クレジットカードお支払サイト」を利用するって手段はありますし、いちいち払いに行くのが面倒なときにも活用はできるかと思います。それでも国税は安くはないので全てを「国税クレジットカードお支払サイト」で支払っていたらかなりの手数料となってしまうでしょう。
ゆるぎない「nanaco」最強説
「国税クレジットカードお支払サイト」が登場したとはいえ、ポイントの獲得率でいったらやはり「nanaco」が最強なのは変わらない模様です。「nanaco」は手数料掛からないですしね。
沖縄にはセブンイレブンがない
私の住む沖縄にはセブンイレブンがありません。なので「nanaco」での税金支払いによる恩恵を今現在は受けることができない。。。
先日沖縄にセブンイレブンがようやく進出することが正式発表されましたが、それも 2 年後の 2019 年 2 月です。早くして!!