4 月に発売を予定している「BlackBerry KEYone」の北米モデル「US V1(BBB100-1 / FCC ID:2ACCJN016)」が 3 月 22 日付で FCC の認証を取得し、モバイルネットワークの対応周波数が明らかとなりました。
そして「BlackBerry KEYone」の北米モデル「US V1(BBB100-1)」は当初 FOMA プラスエリア(WCDMA Band 6)には非対応となることが BlackBerry の公式サイトの情報から判明していたのですが、今回なんと FCC の認証情報より「US V1(BBB100-1)」が FOMA プラスエリア(WCDMA Band 6)に対応していることが明らかとなりました。
つまり北米モデル「US V1(BBB100-1)」は LTE Band 19 とFOMA プラスエリア(WCDMA Band 6)に対応する日本の周波数に特化したモデルということになります。ただし今回の FCC 認証情報ではキャリアアグリゲーションの組み合わせも明らかとなっていて、そちらは日本利用時は若干残念な仕様となっていることも判明しています。
認証情報
今回の FCC 認証で明らかとなった情報は以下の通りです。
※公式サイトに記載されている情報と比較比べています
北米モデル「US V1」
FCC 認証Ver. |
|
北米モデル「US V1」
公式サイト Ver. |
|
キャリアアグリゲーションの組み合わせは日本の周波数に合致していないので残念なものの、やはり FOMA プラスエリアへの対応はかなり重要事項でしょう。
FDD-LTE も公式サイトの記載より増えてはいます。特に SoftBank の LTE Band 8 に対応しているので、これまた良いニュースかと思います。
「BlackBerry KEYone」は北米モデル「US V1(BBB100-1)」の以外にももう一つの北米モデル「US V2」とヨーロッパやアジア地域に投入される EAMA モデルも存在します。これらも公式サイトの情報と異なる仕様となる可能性が高いため、その仕様によっては日本利用を考慮して購入すべきモデルが変わってくるかと思います。今後の新情報に期待です。
Source:FCC(2ACCJN016)