富士通エフ・オー・エムが 3 月 23 日に発売した特典付の書籍「格安スマホなう 楽天モバイル編」を入手したのでそのレビューをお送りしたいと思います。相変わらず新規発売商品が発売日に店頭に並ばない沖縄での入手が困難でだったので、ネットで注文して 3 月 26 日に到着しました。
とはいえ書籍ということもありネタバレ的な内容になってしまうと問題なのでザックリとした感想などです。
「格安スマホなう 楽天モバイル編」はその名前の通り「楽天モバイル」にフィーチャーした書籍です。ページ数は全 48 ページで、最初半分が「楽天モバイル」のプランやオプション、現在取り扱いのある SIM フリースマートフォンなどの紹介で、残り半分が富士通製スマートフォン「arrows M03」の紹介と SIM フリースマートフォンに「楽天モバイル」の SIM を挿して運用する場合の通信設定や「LINE」の引継ぎ方法の紹介といった構成です。
基本的に初心者向けの内容となっているのでこれから格安 SIM に切り替えようと思っていたり 2 台目以降の機種を格安 SIM で運用しようと思っている方などはかなり参考になるかと思いました。「格安スマホなう 楽天モバイル編」は全体的に回りくどい言い回しもなく大手キャリアとの料金の比較や、ライトユーザー、平均的ユーザー、ヘビーユーザーの 3 つのパターンによるオススメプランの紹介など、わかりやすくて単刀直入で読むユーザーが自分の運用パターンと重ね合わせやすい内容となっている点も良いかと思います。
「格安スマホなう 楽天モバイル編」は全編にわたって「楽天モバイル」の利点説明する書籍となっていますが、最初の 4 ~ 5 ページその全てを大まかにわかりやすく紹介してくれていて、それ以降のページでは各項目ごとにより深く掘り下げて説明してくれます。
この辺の利点は「楽天モバイル」に限らずほかの格安 SIM でも当てはまる部分があるので、格安 SIM 自体を勉強したいという方にもオススメです。そんな「格安スマホなう 楽天モバイル編」は 500 円(税別)で購入することができます。
- Amazon.co.jp
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格安スマホなう 楽天モバイル編 [ 富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版)]
格安 SIM は大手キャリアの回線を借り入れているサービスなのでモバイルネットワーク自体は大手キャリアと変わらない点や、複雑なプランやオプションサービスとなる大手キャリアと比べてかなりわかりやすく、そして各段に安く運用ができる点などが大きな特徴となっています。しかし昨今では特定のアプリや特定のサービスでの通信量がカウントフリーとなる独自サービスがあったり、リワードプログラムがあったり、2 ~ 3 年縛りの契約を条件に更に格安となるなど、格安 SIM も段々と複雑化してきています。端末保証や通話定額など、大手キャリアと同じようなオプションサービスも増えてますしね。
「楽天モバイル」も通話定額や端末保証などがあったり、MVNO SIM とスマートフォンのセット契約で割引があったりと、そのサービスは多彩です。また当たり前ですが楽天サービスとの親和性が高いことも特徴で、楽天スーパーポイントを貯めたり月々の利用料金に楽天スーパーポイントを充てたりできる点は、特に楽天カードをフル活用しているユーザーにとって魅力的。
今回の「格安スマホなう 楽天モバイル編」は更にデータ容量 10GB までのプランの基本料金が 3 月間無料となるエントリーコードも同封されているので、これから楽天モバイルを契約しようと思っていたり、どの格安 SIM にしようか迷っている方などにはオススメです。
ちなみに格安スマホなう 楽天モバイル編」はその節約上手なモテ男を育成するために書風をファッション雑誌風にアレンジしているのですが、予想通り東京ウォーカー的な書風でした。ファッション雑誌というよりはオシャレな情報系雑誌に近い感じですかね。もうちょいファッション重視の雑誌っぽさがあっても面白いのに、と個人的にはおもいました。