News Article headline Article headline BlogPosting headline Speakable markup example

弥生会計オンライン「スマート取引取込」ようやくIE10以外サポート

以前、私が日々の会計入力用として今年から運用を開始した「やよいの青色申告オンライン」とレシート取り込みようの Android アプリ「弥生 レシート取込」についてレビューをお送りさせていただきましたが、その時点ではサポートが行われていなかった Internet Explorer 10 以降以外のブラウザの「スマート取引取込」サポートがようやく開始されたので今回レポートとしてご報告させていただきます。

「やよいの青色申告オンライン」はブラウザで利用できる会計ソフトです。「やよいの青色申告オンライン」だけでなく弥生会計のオンラインサービスはInternet Explorer 以外のブラウザにも対応しているのですが、スマートフォンアプリ「弥生 レシート取込」でクラウドに保存したレシートを取り込む「スマート取引取込」を利用する場合は、これまでは Internet Explorer 10 以降のブラウザを利用する必要がありました。

それが 4 月 25 日より Internet Explorer 10 以降以外に、「Chrome」「Microsoft Edge」「Firefox」でも利用できるようサポートが拡大され、これらのブラウザで「スマート取引取込」によるレシート情報の取り込みができるようになったわけです。

例えば私の場合は普段「Chrome」をメインブラウザとして運用しているのですが、「弥生 レシート取込」アプリでクラウド保存したレシートを取り込む場合は Internet Explorer を立ち上げる必要がありました。しかも「やよいの青色申告オンライン」はマルチブラウザによる同時ログインに非対応で、どれかのブラウザで「やよいの青色申告オンライン」を表示してログインを行っている場合に、ほかのブラウザで「やよいの青色申告オンライン」を表示してログインしてしまうと元のブラウザ側では自動でログアウトされてしまうという仕様だったので、「やよいの青色申告オンライン」を各ブラウザで表示するごとにログインをし直さなければいかなかったので非常に面倒でした。

それが今回「Chrome」で「やよいの青色申告オンライン」と「弥生 レシート取込」アプリで取り込んだレシート情報の取り込み「スマート取引取込」を一貫して行うことができるようになったので、かなり便利になり手間もなくなったわけです。

ちなみに「弥生 レシート取込」アプリ読み込んだレシート情報を「スマート取引取込」で取り込む場合、PC に別途「弥生口座自動連携ツール」ソフトウェアをインストールしておかないと利用できないため、例えば Android の「Chrome」で「スマート取引取込」が行えるようになったわけではありません。あくまでも今のところ Windows と Mac OS のみのサポートとなります。

詳しいシステム要件は弥生会計のページを確認してください。

弥生会計:弥生製品 システム要件

実際に「Chrome」で取り込みを行ってみた

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、Android 版の「弥生 レシート取込」アプリで取り込んだレシートを普段メインブラウザとして利用している Windows 10 の「Chrome」で「スマート取引取込」してみました。

[appbox googleplay jp.co.yayoi_kk.android.snapvoucher]

まずは「弥生口座自動連携ツール」のアップデートから行う必要があるので行います。

弥生会計:「弥生口座自動連携ツール」の新しいバージョンアップ

「弥生口座自動連携ツール」のアップデートを行ったら「弥生 レシート取込」アプリで読み込んだレシート情報を「Chrome」で開いた「やよいの青色申告オンライン」の「スマート取引取込」で取り込むことができるようになります。またスマートフォン版アプリ「弥生 レシート取込」のアップデートは必要ありません。というかむしろ今回に合わせたアップデートは特に配信されていません。これまでのバージョンで利用することができます。

「スマート取引取込」で取り込む流れは Internet Explorer 10 のときと同じです。ちなみにそもそもの「スマート取引取込」利用には事前設定が必要となりますが、すでに行っている場合は改めて Internet Explorer 10 以外のブラウザで設定をする必要はありません。

実際の「スマート取引取込」は、「弥生 レシート取込」アプリでレシートを読み込み、「Chrome」で「やよいの青色申告オンライン」を開いて “スマート取引取込” → “スキャンデータ取込” と進めば自動で「弥生 レシート取込」アプリで読み込んだレシート情報が出てきます。

そのあとの処理についても Internet Explorer 10 のときと変わりはありません。同じ手順で「スマート取引取込」を行うことができます。

今回の Internet Explorer 10 以降以外のブラウザによる「スマート取引取込」サポートは、私と同じようなInternet Explorer 以外のブラウザをメインで利用されている方にとっては非常にありがたい進化となったかと思います。まだまだ複雑かつ使い勝手の悪さは目立つサービスではありますが、特に 65 万控除の「青色申告」をやる上で会計ソフトは避けて通れません。

少しでも便利に、そして簡単に利用するために、これからもこういった情報を当ブログで発信していければと思います。よろしくお願いいたします。

この記事をシェア

執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。