約 10 日前に個人事業主となってから最大で最悪ともなりうる出来事があり、いろんな意味でのカウントダウンが始まりました。カウントが 0 になったときに果たして私はどうなるのか。
結局は自分の力でなんとなするしかないので
どうなるのかではなく、自分の力でどうにかしなくてはいけませんね。そのためにこれまでよりも意識して日々ブログを書きつつ、ブログのテコ入れも行っています。
今はだいぶブログテーマも整理され、結構見やすくなったはずです。どうですか?(よければご意見をお聞かせください)
ブログのテコ入れを行うにあたって、Google プロダクトで知り合った S 氏からいろいろなアドバイスやミッションをいただいています。現在進行形です。
この S 氏、根掘り葉掘り教えてくれるわけではなく、ある程度教えてくれつつ、その人のレベルに合った丁度良いミッションも与えてくれます。
そのミッションに対して自分で調べて解決することで、一段階上のレベルに上がれるという感覚。S 氏は本業が Excel 講師ということもあり、その辺のバランスがかなり上手です。ほんと凄い人。
ストーリーを大事に
そんな S 氏からいただいたありがたいアドバイスの中で、『訪問してくれた読者さんの立場になって、ストーリーを意識したコンテンツの配置を考えなさい』というのがありました。
例えば Excel。リボンに “ファイル” “挿入” “ページレイアウト” … “表示” というメニューが並んでいます。
これはちゃんとユーザービリティが考慮された並びとなっているそう。そしてこれが S 氏のいうストーリーとなるそうです。
ブログに例えるならば、訪問してくれた読者さんがまずホームを見て、次にそのブログの特徴的なコンテンツ(当ブログの場合 “コラム” や “レポート”)を見て、ブログの筆者プロフィールを見て、最後にお問合せにたどり着く、みたいな感じ。そしてそれをグローバルナビに設定するのがセオリーとなるそう。
私は S 氏からアドバイスを受ける以前はグローバルナビにサイトマップを設定するなど、かなりトンチンカンなことをしてしまっていました。
そしてもちろんブログ記事においてもストーリーを考慮して書くべきで、ストーリーを意識した流れで見出しや目次を設定し、それに沿った内容の文を書くべきなんだそうです。
言われてみれば当たり前のことなのですが、実際私の場合はあまりできていなかった気がします。
リンクしていた
何より驚いたことは、このストーリーの下りが、前職とリンクしていたということです。
私は以前、約 10 年間アパレル業界にいて、実際に店頭に立って販売を行っていたり、本部でロジスティックを担当していたこともあったりします。(時には午前は本部、午後は店頭なんてハイブリッドなこともやっていました)
その中で当時の上司に言われたことは、来店してくれるお客様が店内を回りやすくするためにストーリーを考えてレイアウトを決めろ、ということです。本当に『ストーリー』という単語を使って言われました。
実際 S 氏にストーリーの下りを言われるまで完全にそんなことは忘れてしまっていたのですが、言われてハッと思い出しましたね。
アパレルやっていると、ダメな店長とかは売れる商品を前面に押し出してお客様の入店を促そうとするのですが、それをやってしまうとかなり安っぽいお店の印象を与えてしまいます。実際に商品が安ければいいんですけど、特に認知度も低く中~高単価の商品を取り扱っている店だと逆効果です。
例えば冬場に売れるからと言って店先にコートがズラッと並んでいたら、なんか変なお店だと感じてしまうでしょう?なのでまずは手袋やマフラーなどの小物を置きつつ、ブーツやニットなども見せておいて、最後にコートが来る、みたいな。
ブランドイメージを考慮しつつ、店内を回りやすいストーリーのあるレイアウトにすると、上手くハマればそれだけで入店数が増え、そして購入率も上がります。ある程度のセオリーはあるけど、その年の気候に合わせてレイアウトを作ったりすることが、難しくも楽しかったことを、S 氏は思い出させてくれました。
紡ぐ
約 10 日前に最大で最悪な出来事があったわけですが、まだ 10 日程度しかたっていないのに結構濃い日々を送っているような気がします。これまでの自分を見つめなおして、そしてこれからの自分を考えて行動すると、こんな感じになるんですかね。
この 10 日間で S 氏だけでなく、いろんな方にありがたい言葉と励ましもいただきました。正直 10 日前はかなりどん底な精神状態だったのですが、今は S 氏のお力添えやいろんな方からの励ましの言葉のお陰で結構前向きになっています。
まだ家のこととかも何も決まっていないし、いろいろ解決しないといけないことがたくさんありはするのですが、今の自分であれば乗り越えていけそうです。
私なりのストーリーを紡いで、一本の糸になればいいな。頑張る。