ASUS Japan は 6 月 23 日、予定通り「Tango」と「Daydream」対応の新型スマートフォン「ZenFone AR(ZS571KL)」を発売しました。
そして同日 15 時から配信される FOTA アップデートにおいて au VoLTE に対応し、マルチキャリア対応となることも発表されました。
「ZenFone AR」
「ZenFone AR」は世界初の「Tango」と「Daydream」をサポートしたハイスペックスマートフォンです。
「Tango」はモーショントラッキングカメラや 3D 震度センサーによってカメラで撮影している範囲の深度などを認識し実空間の寸法を読み取ることができる技術を応用した Google プロジェクトです。
「Daydream」は Google 新しい拡張現実プラットフォームで、専用の VR ヘッドセットを装着しつつ Bluetooth リモコンで操作を行います。ただし「Daydream」は国内で正式に提供が開始されていないため、利用する場合は「Daydream View」を輸入する必要があります。
「ZenFone AR」の主要スペックは 5.7 WQHD ディスプレイに Snapdragon 821 プロセッサ、更に最大 6 / 8 GB RAM 搭載と超ハイスペック仕様となる点が特徴。Android 7.0 初期搭載です。このほか5 マグネットスピーカーを搭載し、「Daydream」使用時の音響面も考慮されています。
同じく「Tango」対応の「Lenovo Phab 2 Pro」ではスマートフォン本体の厚さが 10.7mm となっている一方で、「ZenFone AR」ではカメラとセンサーを整理する ASUS 独自の「TriCam システム」を採用し、ハイスペックカメラとセンサーを搭載しながらも薄型に仕上げられています。
主要スペック
- OS
- Android 7.0
- サイズ
- 158.67 × 77.7 × 4.6 ~ 8.95 mm
- 重量
- 170g
- ディスプレイ
- 5.7 インチ(2,560 × 1,440)WQHD、SAMOLED、Gorilla Glass4
- プロセッサ
- Snapdragon 821 Quad-core 2.35Ghz
- RAM
- 6 / 8 GB
- 内部ストレージ
- 64 / 128 GB、micro SD スロット搭載
- リアカメラ
- 2,300 万画素(Sony IMX318)、F/2.0
- フロントカメラ
- 800 万画素
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 4.1
- バッテリー
- 3,300mAh、Quick Charge 3.0
- その他
- 5 マグネットスピーカー、DTS Headphone:X、ハイレゾ音源再生、USB Type-C(2.0)、デュアル SIM(4G + 3G の DSDS 対応)、au VoLTE 対応
- カラー
- Charcoal Black
- モバイルネットワーク
-
- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 5 / 6 / 8
- 4G(LTE Cat.12)
- FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
- TD-LTE B38 / 40 / 41
バリエーションと価格
国内で販売される「ZenFone AR」は 64GB + 6GB RAM 搭載の型番「ZS571KL-BK64S6」と 128GB + 8GB RAM 搭載の型番「ZS571KL-BK128S8」の 2 種類です。
価格は以下の通り。
※税抜き
- 「ZS571KL-BK64S6」
- 82,800 円(税込み 89,424 円)
- 「ZS571KL-BK128S8」
- 99,800 円(税込み 107,784 円)
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Source:ASUS