Google が 2015 年 10 月に「Nexus 6P」「Nexus 5X」と共に発表そ年の 12 月に海外で発売した 10.1 インチ Wi-Fi タブレット「Pixel C」が、Google ストアでの発売から 1 年半を超えました。
これはこれまでの Google スマートフォンやタブレットの販売期間から比べるとかなり長めです。
「Pixel C」
「Pixel C」は一応「Pixel / Pixel XL」の先駆けとなった Pixel ブランド製品第 1 弾です。
純正付属品となる専用 Bluetooth キーボードには一切インターフェースがなく、「Pixel C」本体からワイヤレスで充電されるという今でも珍しい仕様となっています。
「Pixel C」は発表当時は話題を集めたものの、実際に発売されてからはそもまで話題にはならなかった気もします。恐らく通常の Android 搭載という点において、ほかの一般的な Android タブレットとの差別化が難しかったと推測しています。
また海外でしか発売されず、「Pixel」製品は未だ日本では発売されていません。そういった意味で国内ではあまり盛り上がりは見せていないかと思います。
しかしそれでも唯一の NVIDIA Tegra X1 プロセッサを搭載するなど、スペックは特に問題のない高性能タブレットであることは間違いありません。
私も発売時から輸入して、そして今でも活用しています。若干発熱が気になるときもありますが、外での仕事は「Pixel C」+「Pixel C Folio Keyboard」のコンビで行っています。
そもそもハイスペックですし、かなり良い仕事をしてくれますよ。
このほか「Android O Beta Program」対象機種なので、いち早く最新 OS を導入することも可能となっています。
主要スペック
- OS
- Android 7.0(8.0)
- サイズ
- 242 × 174 × 7 mm
- 重量
- 517g
- ディスプレイ
- 10.2 インチ(2,560 × 1,800)
- プロセッサ
- NVIDIA Tegra X1
- RAM
- 3GB
- 内部ストレージ
- 32 / 64 GB
- リアカメラ
- 800 万画素
- フロントカメラ
- 200万画素
- Wi-Fi
- 802.11 b / g / n
- Bluetooth
- 4.1
- バッテリー
- 34.2Whr
- その他
- USB Type-C
- カラー
- シルバー
ちなみに「Pixel C」は当初 32GB と 64GB の 2 バリエーションとなっていたのですが、32GB モデルは 2017 年頭に Google ストアでの公式販売は終了しています。
「Nexus 9」よりも長い
「Pixel C」以前に発売された Google タブレットは「Nexus 9」です。こちらも 1 年半近く発売はされていたものの、丁度発売から 1 年半という辺りで販売は終了となりました。
つまり「Pixel C」は「Nexus 9」を超えたということです。
今後どのくらいまで公式販売が行われるかはわかりませんが、年末商戦まで販売され、そこで一気に値下げされて在庫処分となった場合は狙い目かもしれません。
そこまで販売されない可能性もありますけどね。
Source:Google ストア