中国のスマートウォッチメーカー Ticwatch が同社初となる Android Wear スマートウォッチ「Ticwatch S(Sport)」と「Ticwatch E(Express)」を開発し、その発売に向けたクラウドファンディングを KickStarter で開始しました。
「Ticwatch S / E」
「Ticwatch S / E」は GPS を内蔵するサークル形状の安価な Android Wear 2.0 スマートウォッチです。
通常価格は「Ticwatch S」が $199、「Ticwatch E」が $159 で、クラウドファンディングではアーリーバードオファーなども適用されて更に安価となっています。
「Ticwatch S / E」の特徴はカラフルなカラーバリエーションで、そして IP67 レベルの防水防塵対応や GPS を内蔵している点でなのですが、特に「Ticwatch S」については GPS アンテナがケースではなくウォッチバンドに内蔵されるという仕様が採用されています。
「Ticwatch E」はケースに GPS を内蔵しているためウォッチバンドの交換が可能ですが、「Ticwatch S」はウォッチバンドに GPS アンテナが内蔵されているのでウォッチバンドの交換はできなくなっています。
基本的な機能は Android Wear 2.0 に準拠していて特に独自の仕様とはなっていませんが、GPS 内蔵ということでフィットネスに特化した Android Wear スマートウォッチであることには変わりありません。
このほかハードウェアボタンが右ではなく左側に搭載されている点も「Ticwatch S / E」の特徴です。
主要スペック
- OS
- Android Wear 2.0
- サイズ
-
- Ticwatch S:45 × 13mm
- Ticwatch E:44 × 13.55 mm
- 重量
-
- Ticwatch S:45.5g
- Ticwatch E:41.5g
- ディスプレイ
- 1.4 インチ(400 × 400)
- プロセッサ
- MediaTek MT2601 Dual-core 1.2GHz
- RAM
- 512MB
- 内部ストレージ
- 4GB
- Wi-Fi
- 802.11 b / g / n
- Bluetooth
- 4.1
- バッテリー
- –
- その他
- GPS、IP67
- カラー
-
- Ticwatch S:Glacir、Knight、Aurora
- Ticwatch E:Lenon、Shadow、Ice
発売時期
「Ticwatch S / E」の発売予定時期は 2017 年 10 月以降と比較的早めです。ただしあくまでもクラウドファンディングなのであまりあてにしない方がいいでしょう。
ただし$100,000 の目標金額に対して 2017 年 7 月 12 日時点で $529,962 と 5 倍以上となっているので、目標はクリアしています。
スムーズに進めば予定通り発売されるでしょう。
日本からも出資可能
ちなみに日本からも出資可能です。日本から出資する場合は提示額 +$15 となります。
Source:KickStarter