Google CEO のサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)氏は、米国大手 IT メディア The Verge の取材で、2017 年末までに「Daydream」対応スマートフォンが 11 機種ラインアップすると名言しました。
「Daydream」は専用ヘッドセット「Daydream View」などに「Daydream」をサポートしている Android スマートフォンをセットすることで、Bluetooth コントローラーでの操作を併用した拡張現実世界を楽しむことができる VR システムです。元々「Pixel」「Pixel XL」の 2 機種が第 1 次対応機種として発売され、その後 Android 7.0 にアップデートされた「ZTE AXON 7」や「Huawei Mate 9」、「Motorola Moto Z」などが続々と対応しました。また日本では、「ZenFone AR」が国内の「Daydream」対応機種第 1 弾として公式発売もされています。
※国内では「Daydream」未リリース
最近では、元々「Daydream」非対応として発表されていた Samsung「Galaxy S8 / S8+」がソフトウェアアップデートで「Daydream」に対応することも発表されています。
今回サンダー・ピチャイ氏が名言した 11 機種が、全く新しい 11 機種なのか、それとも「Galaxy S8 / S8+」などをのこれから対応する機種を合わせた 11 機種なのかは不明ですが、ラインアップが増えることには変わりありません。
私個人的な意見としては、日本国内で「Daydream」が公式リリースされることはもちろんですが、専用の Bluetooth リモコン単体だけでも発売されればもっともっと普及するので、そこを願うばかりです。実際「Daydream」は VR ヘッドセットというよりも、Bluetooth リモコンの方が重要ですからね。
ちなみに少なくとも 10 月頃には、新型 Google スマートフォン「Pixel 2」「Pixel 2 XL」の発表がほぼ確実視されているので、この 2 機種がサンダー・ピチャイ氏の言う 11 機種に含まれていると予想されます。
Source:TheVerge