NTT ドコモは 8 月 25 日、回線プランの新サービスとして、5GB 以上のパケットパックで利用できるデータ通信シェアサービス「シェアパック」における個別のデータ通信上限設定機能を、9 月 1 日より提供すると発表しました。
「シェアパック」
「シェアパック」は、例えば家族で NTT ドコモの回線をまとめる場合に、主回線が大容量のデータ通信プランを契約し、家族として登録している子回線にデータ通信をシェアできるオプションサービスです。
これにより個別にデータ通信プランを契約する必要がなくなるため、結果的に毎月のケータイ料金を抑えることができるようになります。ちなみに「シェアパック」を利用する場合、データ通信をシェアするメンバー(回線)ごとに「シェアオプション(月額税抜き 500 円)」のオプション料金が掛かります。
個別にデータ通信容量上限を設定可能に
「シェアパック」はこれまで、子回線に対して個別にデータ通信容量上限を設定することができなかったため、例えばお子さんが主回線の上限までデータ通信容量を使ってしまった場合、主回線とほかの子回線において通信制限が掛かってしまう仕様となっていました。
しかし 9 月 1 日から主回線も含めて各回線に個別にデータ通信上限を割り当てることができるようになるため、例えばお子さんのデータ通信容量使い過ぎを抑制することなどができるようになります。
分割請求対象の設定が可能に
また今回の個別のデータ通信上限設定機能提供に伴い、「シェアパック」の基本料支払いを分割する対象メンバーも指定できるようになります。
どういうことかというと、例えばデータ通信をよく利用するご両親とお子さんがいる一方で、データ通信をあまり利用しない高齢者家族がいる場合に、データ通信をよく利用ご両親とお子さんで「シェアパック」の基本料支払いを分割し、データ通信をあまり利用しない高齢者家族は「シェアオプション」のみの支払いで運用できるようになる新サービスということです。
データ通信をあまり利用しないのに、データ通信をよく利用する家族と「シェアパック」が均等に分割されてしまう、と不公平に感じていたご家族にとって嬉しいサービスとなります。
Source:NTT ドコモ