先日の IFA 2017 で Sony Mobile から発表された新フラッグシップスマートフォン「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」の目玉機能と言えば、被写体を立体的に撮影してアバターや AR エフェクトなどに流用できるカメラ撮影機能の「3D クリエイター」でしょう。
そんな「3D クリエイター」の公式デモ動画が公開されていたので、ご紹介させていただきます。公開されていた「3D クリエイター」の公式デモ動画は、先日台湾で行われた「Xperia XZ1」「Xperia XZ1 Compact」の発表イベント会場で、モデルを使用して正にデモとして行われた模様を撮った内容です。
実際に「3D クリエイター」でモデルさんを撮影して取り込み、それをアバターとして流用している様子を確認することができます。
デモ動画からわかるのは、意外と被写体を取り込むのが面倒そうということ。
実際の取り込みは画面に表示される矢印の指示に従ってカメラを動かしていき、四方八方から被写体を撮影していきます。スマートフォンで 360 度のパノラマ撮影を行う要領に似ていますね。撮る方も大変ですが、撮られる方も大変そう。
これが例えば深度センサーを搭載した「ZenFone AR」などの Tango スマートフォンであれば、もっと簡単に取り込むことができるのでは?なんて思ったり。そうして取り込んだ被写体は、アバターの顔部分に当てはめて流用したりすることができます。
コンセプトはとても面白いですが、これを常用するかというと、なかなか難しいかもしれません。最初は面白そうですけど。
ちなみに「3D クリエイター」はまず「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」がサポートしますが、「Xperia XZ Premium」も Android 8.0 Oreo アップデートで追加サポートされることが明らかとなっています。