Android の生みの親 Andy Rubin 氏が立ち上げ米国企業 Essential が 5 月末に発表し、最近ようやく一般発売が開始された同社初の Android スマートフォン「Essential Phone(PH-1)」ですが、同社が公式に Verizon ネットワークもサポートしている旨を明らかにしました。
「Essential Phone」はハイスペックというだけでなく、多くのモバイルネットワーク対応周波数をサポートしている点も特徴です。3G では WCDMA だけでなく CDMA2000 やTD-SCDMA もサポートしていて、LTE では 25 バンドもサポートしています。
- 「Essential Phone」モバイルネットワーク
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- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G
- WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8
- CDMA2000 B0 / 1 / 10
- TD-SCDMA B34 / 39
- 4G
- FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 66
- TD-LTE B38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43
Verizon ネットワークとなる CDMA2000 や LTE B4 / 13 もサポートしているのでスペック的には元々 Verizon の SIM で運用できるようにも思えますが、CDMA を取り扱うキャリアの場合はモバイルネットワークが対応していても実際に SIM を挿して運用してみないとわからないのが現状です。そのため買って SIM を挿してみても使えなかった、なんてことはザラにあります。Essential は今回公式に「Essential Phone」の Verizon ネットワークサポートを発表したので、現地の Verizon ユーザーは大喜びでしょう。
そこで気になるのは、日本国内で CDMA を利用している KDDI でも運用できるかという点。流石に検証する方はいないかもしれませんが、KDDI でも使えるのであれば「Essential Phone」を買ってもいい、なんて方がいらっしゃるのではないでしょうか。ただ私個人の感想として、“海外端末の KDDI 運用は癖があり過ぎる” というのが本音なので、あまりオススメはしません。使えたらラッキー程度です。
We're excited to share that Essential Phone is now compatible with the @Verizon network. #ThisisEssential
— Essential (@essential) September 16, 2017
network cell info liteを入れてみると、band19も掴んでいるようなんですよね。
中華端末を使うと自宅ではband1を掴んでいたのですが、Essential Phoneはband21もを掴むというから、自宅ではどのbandが一番強いのかと調べてみたら19掴んでびっくりしました。
ほほう、そうなんですね。ちなみに LTE の話ですか?
それだとかなり熱いですね!もしよろしければスクリーンショットをお送りください!!