Google は 2018 年 1 月 17 日、「YouTube」の収益化プログラム「YouTube パートナープログラム(YPP)」の資格要件変更を発表しました。
YPP の資格要件は、2017 年 4 月に『動画の合計視聴回数が 10,000 回未満のチャンネルは広告を非表示とする』という内容で変更されたばかりです。それが 1 年足らずでの変更となります。
新たなYPP の資格要件は同日より適用され、要件を満たしていない場合は新たに YPP に参加することができなくなりますが、既存の YouTube チャンネルに対しては 2 月 20 日までの猶予が与えられます。
動画総再生時間が 4,000 時間以上
YouTube チャンネルの過去 12 か月の動画総再生時間が 4,000 時間を超えていない場合は、広告が非表示となります。これは不適切な動画を公開して一時的に動画再生数を稼ぐような、悪意のあるチャンネルの収益化防止策です。
チャンネル登録者数 1,000 名以上
動画総再生時間 4,000 時間以上に加え、チャンネル登録者数が 1,000 名以上であることも、YPP への参加資格要件として盛り込まれます。
その他
このほかにもコメント欄やコミュニティの状況、スパム行為の有無、必要以上に低評価フラグが立っている動画などについても YPP への参加や広告の表示と収益化の判断基準となります。
つまり内容度返しで単に話題性のある動画やチャンネルでは、YouTube の収益化が難しくなるということです。
Source:YouTube