Google は 2018 年 3 月 27 日、iOS 版「Google ドライブ」で提供している “自動バックアップ” 機能を、4 月 30 日をもって提供終了すると発表しました。
“自動バックアップ”
iOS 版「Google ドライブ」の“自動バックアップ” 機能は、iOS で撮影したり保存した写真や動画を「Google フォト」に自動バックアップしてくれる機能です。
Android の場合は基本的には「Google フォト」がプリインストールされているのでこの機能が「Google フォト」上で機能するのですが、iOS の場合は「Google フォト」アプリをインストールしていなくても「Google ドライブ」をインストールしていれば「Google フォト」への自動バックアップを利用することができていました。しかし iOS 版「Google ドライブ」のこの機能の提供をすることにより、iOS 端末で写真や動画を「Google フォト」にバックアップする場合、「Google フォト」アプリをインストールする必要が出てきます。
そもそも“自動バックアップ” は「Google フォト」にバックアップする機能なので、 「Google フォト」アプリがない状態で「Google フォト」にバックアップしてもあまり意味はありません。今回の iOS 版「Google ドライブ」の“自動バックアップ” 機能提供終了は、そういった無駄な状態を解消するための改善とも言えます。
ちなみに 4 月 30 日までに「Google ドライブ」アプリから「Google フォト」にバックアップされた写真や動画は、引き続き「Google フォト」に残るので特に心配する必要はありません。
iOS 版の Google ドライブ アプリで現在ご利用いただいている「自動バックアップ」機能は、2018 年 4 月 30 日をもってサポート終了となることをお知らせいたします。
iOS 搭載端末にある写真や動画を今後もバックアップするには、Google フォト アプリをインストールして [バックアップと同期] を有効にしてください。詳細については、Google フォトのヘルプセンターにある写真や動画をバックアップするをご覧 ください。
今回のサポート終了による影響:
- すでにバックアップされている写真や動画は、Google フォトに残ります
- iOS や iCloud のデータを Google ドライブに手動でバックアップする場合は、Google ドライブ アプリで [設定] > [バックアップ] に移動してください
ご不便をおかけして申し訳ございませんが、どうぞご了承ください。今後とも Google ドライブをよろしくお願いいたします。
Source:Google