CES 2018 で発表された Lenovo 製スタンドアロン Daydream ヘッドセット「Lenovo Mirage Solo」と「VR180」フォーマット対応デュアルレンズカメラ「Lenovo Mirage VR Camera」が、5 月 11 日より日本国内で発売されました。
国内では Lenovo の直販サイトのほか、Amazon などでも販売されています。ただし、Amazon では既に一部在庫切れです。
「Lenovo Mirage Solo」
「Lenovo Mirage Solo」は、「Daydream」対応スマートフォンなしで、単体のみで「Daydream」を楽しむことができる VR ヘッドセットです。
更に Google I/O 2017 で発表された、位置情報を元に自由に空間を移動することができるモーショントラッキング技術「WorldSense」をサポートしていることも特徴です。本体には Snapdragon 835 プロセッサと 4GB RAM が搭載されているので、現在のハイスペックスマートフォンと同等のスペックを誇ります。
「Lenovo Mirage Solo」の視野角は 110 度と広目で、新しい VR フォーマット「VR180」も最大限に楽しむことが可能。操作は「Daydream View」と同じく、専用の Bluetooth リモコンを用いて行います。
「Lenovo Mirage Solo」は最大 7 時間の連続利用が可能となるバッテリーと搭載しますが、本体の十慮バランスも考慮されていて、前面重心が向かないように荷重配分を均一にしてバランスを取り、長時間の着用でも負担がかかりにくい設計となっています。このほかヘッドセットを装着する際のヘッドバンド調整や取り外す際のクイックリリースボタン、レンズの調整用のダイヤルなども搭載し、顔と額に触れる部分も通気性に優れたパディングが施されるなど、装着する全てのユーザーに合うように人間工学に基づいて設計されている点も特徴です。
「Lenovo Mirage Solo」の国内公式価格は、51,200 円(税抜き)です。
「Lenovo Mirage VR Camera」
「Lenovo Mirage VR Camera」は、新しい VR フォーマット「VR180」に対応するデュアルレンズ搭載カメラです。
「VR180」は、目の前に広がる 180 度のパノラマ映像を立体的に映し出す新しい VR フォーマット。単なる 180 度のパノラマ映像というわけではなく、被写体の大きさや距離をよりリアルに表現できる立体型の映像となる点が「VR180」最大の特徴です。
これまで立体的な画像を撮るためには、同じ風景を 2 つのカメラで撮影し、そして合成する必要があったのですが、「VR180」対応カメラはデュアルカメラでの撮影と合成を 1 台で行うことが可能です。そして CES 2018 において、「VR180」対応カメラとして、「Lenovo Mirage Camera」と「YI Horizon VR180 Camera」、そして「Z Cam K1 Pro」が発表されていました。
「Lenovo Mirage VR Camera」は、1,300 万画素カメラ × 2 個を搭載し、4K 動画の撮影もサポートしています。本体単体での撮影のほか、スマートフォンと接続してのライブストリーミング撮影など可能。
「VR180」は 360 度撮影に代わる新しい VR フォーマットとして私個人的にも注目しているのですが、広がりを見せるかどうか注目です。
「Lenovo Mirage VR Camera」の国内公式価格は、35,800 円(税抜き)です。
商品ページリンク
Lenovo 公式オンラインストア
- 「Lenovo Mirage Solo」
- Lenovo Mirage Solo with Daydream
- 「Lenovo Mirage VR Camera」
- Lenovo Mirage Camera with Daydream