TCL コミュニケーションの正規代理店である株式会社 FOX は 2018 年 6 月 26 日、同月 8 日に発表した国内版「BlackBerry KEY2(BBF100-8 / 9)」プレスリリースを修正する内容を発表しました。
要は、6 月 8 日のプレスリリースは間違っていた模様です。
間違っていた箇所は日本語入力アプリ「Simeji」のプリインストール有無と、Quick Charge 4.0 の対応有無、そしてカメラスペックの計 3 点です。まず「Simeji」のプリインストール有無ですが、こちらはプリインストールされず、あくまでもデフォルトの日本語入力アプリの国内最適化に向けてメーカー側(TCL)で開発が進められているとのこと。
Quick Charge 4.0 の対応有無については誤りで、Quick Charge 3.0 対応となります。またカメラスペックは当初 1,200 万画素 + 1,300 万画素のデュアルレンズカメラ搭載と発表されていたのですが、こちらも誤りで、海外モデルと同じく 1,200 万画素 × 2 となる模様です。
以下は、公式発表された修正箇所の内容です。結構な間違いがあります。
※訂正内容
■文字入力変換アプリSimeji(シメジ)実装に関して
(誤)文字入力変換アプリSimeji(シメジ)を「BlackBerry(R)KEY2」に最適化された状態でプリインストールされている。
(正)今夏発売時点で、文字入力変換アプリSimeji(シメジ)の「BlackBerry(R)KEY2」へのプリインストールはございません。現状、日本語入力・変換の最適化に向けて、メーカー独自の開発を進行中です。詳細は改めてご報告させていただきます。
※アップデート内容
■BlackBerry(R)KEY2日本国内モデルのスペック
(予定)
- Quick Charge:Quick Charge 4.0に対応
- リアカメラ:1200万画素と1300万画素のデュアルカメラ
(実装)
- Quick Charge:Quick Charge 3.0に対応
- リアカメラ:1200万画素と1200万画素のデュアルカメラ
ほぼ主要スペックの間違いなどはほぼ予測できていたことですが、「Simeji」の未実装についてはがっかりなユーザーも多いのではないでしょうか。こちらは当初 TCL から「Simeji」の開発元である Baidu Japan に開発打診があったものの、開発スケジュールが短く納期の調整も取れなかったために開発合意には至らなかった模様です。
FOX が先走って勝手に発表したというわけで、FOX 自体の信用問題にも関わるでしょうね。
Source:ドリームニュース
Simejiは、
未実装でよかったですね。
実装されたら、がっかりです。
超同意(笑)
もうひっとつ間違っていると思われる点があるんですが。
それは、たしかプレスリリースでは、「手振れ補正」が付いていることになっていたはずですが、海外版には付いてない筈です。
これ、付いていると付いていないとじゃ雲泥の差があるんで、大きなポイントだと思うのですが。
ジメジメしたキノコはともかく、日本列島正規代理店として誤報をシッカリ挽回できるくらいの販売記念特典、例えば、希望者に漏れなくATOKの実装を行うとかをやってもらいたいものです。TCLが、どの程度に日本語入力を改善してくれるのか、期待せず注目したいです。また、その改善による恩恵を、せめてアンドロイドOS使用のブラックベリー全機種と言わないまでもKeyOneくらいにも是非と声を大にして言いたいです。
blackberry OS10よりは、”格段に良くなったじゃないか”とかいうのは無しで。(苦笑)