Google は 2018 年 8 月 21 日より、米国でちょっとおもしろい試験運用を開始しました。
その試験運用は、「Google アシスタント」に話かけることで良いニュースを流してくれるというものです。
今の世の中、日常的に様々なニュースが流れています。しかしニュースは事件・事故など、どうしてもネガティブなニュースが多くなってしまいがち。ネガティブなニュースに日常的に触れることは、人の心までネガティブにさせてしまいます。
今回の Google の試験運用はそういった心までネガティブになってしまいがちな日常を解消するための取り組みで、“ねぇGoogle、良いニュースを教えて” と「Google アシスタント」に話しかけることで、良いニュースや社会問題の解決に向けた内容のニュースなど、ポジティブ思考のニュースを流してくれるようになります。このポジティブな内容のニュースは、米国の NPO 法人「ソリューション・ジャーナリズム・ネットワーク(SJN)」が報じるニュースの中から抜粋した内容となる点が特徴。
「SJN」は、物事の結果のみを報じるニュースメディアとは異なり、事件・事故・格差・犯罪などの社会問題に対して解決策まで示して報じる「建設的なジャーナリズム(ソリューション・ジャーナリズム)」スタイルが特徴の、非営利団体が運営するニュースメディアです。「SJN」は米国にて英語でニュースを報じていることもあり、日本語などの他言語でも“ねぇGoogle、良いニュースを教えて” が利用できるようになるのかは今のところ不明です。
Source:Google