【BlackBerry KEY2 レポート】では、私が「BlackBerry KEY2」を使って気づいた点やオススメの設定など、個人の主観を中心とした内容をお送りします。
今回は、最近「Google アシスタント」をサポートしている Android スマートフォンと「Pixel Buds」などの「Google アシスタント」サポートヘッドセットのペアにて「リアルタイム翻訳」が解禁されたということで、「BlackBerry KEY2」に「Pixel Buds」をペアリングして早速試してみました。そのレポートです。
別に「KEY2」ではんくてもいいのですが、そこはやっぱり「KEY2」でやらせてください。
リアルタイム翻訳
そもそも「リアルタイム翻訳」は、当初 Pixel スマートフォンと「Pixel Buds」のペアにて、「Pixel Buds」の右イヤホンをタッチしながらこちら側が話すことで外国語言語に翻訳された言葉が Pixel スマートフォンから発せられ、Pixel スマートフォンのマイクアイコンをタッチしながら相手に話をしてもらうことで外国語がこちら側の言語に翻訳されて「Pixel Buds」から発せられるというもので、Pixel スマートフォンと「Pixel Buds」のペアでのみ利用できる機能でした。
これが最近、「Google アシスタント」をサポートしている Android スマートフォンと、同じく「Bose QuietComfort 35 II(QC 35 II)」などの「Google アシスタント」をサポートしているヘッドセットのペアにて利用できるようになったわけです。つまり利用できる機種が大幅に広がり、ある程度好みの組み合わせて利用できるようになりました。
実際の流れ
実際の使い方は簡単で、まずはヘッドセットのファンクションボタンなどを押しっぱなしにして「Google アシスタント」の待ち受け状態にしつつ “スペイン語を翻訳して” などと発して翻訳する言語を指定します。
すると “Google 翻訳を起動します” と流れ「リアルタイム翻訳」待ち受け状態となるので、こちらから話すときはまたファンクションボタンを押しながら話します。ヘッドセットがこちらの会話を聞き取って取り入れ、翻訳する言語に翻訳しつつ Android スマートフォンのスピーカーから翻訳された言語の音声が流れます。
逆に相手の会話を聞き取る場合は、Android スマートフォンで起動している「Google 翻訳」アプリの右下の紫色のマイクボタンをタッチして、相手にしゃべってもらいます。実際の流れは以上で、要は「Google 翻訳」アプリに実装されている異なる言語同士の会話をリアルタイムで翻訳する “会話” 機能を、「Google アシスタント」をサポートしているヘッドセットからダイレクトに起動できる、というのが「リアルタイム翻訳」の正体です。
「KEY2」で「リアルタイム翻訳」を使ってみた
ということで、「KEY2」に「Pixel Buds」をペアリングして、早速「リアルタイム翻訳」を使ってみました。
「Pixel Buds」などの「Google アシスタント」をサポートしているヘッドセットを利用する場合、ペアリング後に初期設定を行います。この辺が普通のヘッドセットと「Google アシスタント」をサポートしているヘッドセットの異なる点。
設定内容は、「Google アシスタント」設定メニューに格納されます。ここから設定内容を変更することが可能。
ペアリングが完了したら、「Pixel Buds」の右イヤホンをタッチし続けて “スペイン語を翻訳して” と言ってみました。すると “Google 翻訳を起動します” と流れた後に、「Google 翻訳」アプリの “会話” 機能がダイレクトに起動しました。
こちら側のマイクアイコンがヘッドセットアイコンになっていれば成功。「Pixel Buds」で、「リアルタイム翻訳」が利用できている証拠です。
あとは上で紹介した通りの流れで、「KEY2」にて「リアルタイム翻訳」を利用することができました。流れは単純ですが、Pixel スマートフォン以外の機種で「リアルタイム翻訳」が利用できるようになったという事実は大きいですよね。
これで、「KEY2」がまた一歩進化しました。東京オリンピックに向けてはもちろん、直近のビジネス利用にも活用できるはず。
ちなみに「Pixel Buds」は日本国内で正式に販売されていませんが、国内でも公式に販売されている「Bose QuietComfort 35 II(QC 35 II)」や Sony の「WH1000XM2」「WI-1000X」などの「Google アシスタント」サポートヘッドセットでも「リアルタイム翻訳」は利用できるはずです。
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