Google は 2018 年 11 月 15 日、ウェアラブル Wear OS のコミュニティー内で、新しいシステムバージョン「H」を発表しました。
Wear OS の新しいシステムバージョン「H」は、今後数か月にわたって対象機種に順次配信される予定です。ただし、対象機種については今のところ発表されていません。
Wear OS システムバージョン「H」
Wear OS の新しいシステムバージョン「H」は、主に 4 つの新機能が追加されます。
新機能は、新しいバッテリーセーバーモード、ディープスリープモード、Smart App Resume、2 ステップ電源 OFF オプション、です。
新しいバッテリーセーバーモード
新しいバッテリーセーバーモードは、これまでのバッテリーセーバーモードから更新され、更にバッテリー消費量を抑えることができるようになります。
またバッテリーが 10% を下回った場合、通信などが OFF になり、時計表示のみに切り替わります。
ディープスリープモード
ディープスリープモードは、30 分以上 Wear OS ウォッチを触らない状態が続いた場合に休止状態となり、バッテリー消費量を節約します。
休止状態でどこまでの機能が利用できるかは、不明。
Smart App Resume
Smart App Resume は、アプリの使用を中断したあとに再開する場合、中断した部分から利用することができるようになる機能です。
具体的な仕様は、公開されていません。
2 ステップ電源 OFF オプション
これまで Wear OS の電源を OFF にする場合、システム設定から電源 OFF を選択する必要がありましたが、新たな 2 ステップ電源 OFF オプションでは電源ボタンを長押しした場合に、電源 OFF と再起動のメニューが表示され、選択した方を即座に実行できるようになります。
要は、Android スマートフォンの電源 OFF オプションと同じような仕様になるわけです。
Source:Wear OS コミュニティー