2019 年 1 月 22 日より米国で発売された、Mobvoi の新型 Wear OS ウォッチ「TicWatch S2」と「TicWatch E2」。
デザイン以外の仕様がほぼ同じことから、その 2 機種の違いが何なのかよくわからないといった声が聞かれていました。
初代「TicWatch S」と「TicWatch E」では GPS センサーの搭載位置が異なるという明確な違いがあり、Mobvoi もそこをアピールしていたのですが、新型ではそういった違いのアピールは特に行われていません。しかし発売と共に公開された 2 機種の製品ページより、明確な違いを発見しました。
それは、米国国防総省が制定する軍事規格「MIL-STD-810G」をクリアしているかどうかという点。「MIL-STD-810G」は軍事利用が可能な場合に付与される規格で、要は耐衝撃や温度耐性などが備わっているかどうかを表す規格となっています。
で、「TicWatch S2」は 5 気圧防水のほか、-22 ~ 55 ℃ 内での動作と湿気、ほこり、塩水に対する耐性をクリアする「MIL-STD-810G」規格をサポートします。
一方で「TicWatch E2」は、5 気圧防水のみ。「MIL-STD-810G」規格はクリアしていません。「TicWatch S2」と「TicWatch E2」は、この点が明確な違いとなる模様です。
このほかに「TicWatch E2」の製品ページには、フィットネス AI アルゴリズム「TicMotion」の記載もありません。しかし以前 Mobvoi は「TicWatch S2」と「TicWatch E2」に「TicMotion」が搭載されることを明らかにしていたので、記載がないのは単なるミスと予想されます。
Source:Mobvoi