Google は 2019 年 4 月 11 日、アカウントを乗っ取りなどから保護するシステム「2 段階認証プロセス」用の “セキュリティー キー” として、Android 7.0 Nougat 以降の Android を登録できるようにしたと発表しました。
「2 段階認証プロセス」における Android の “セキュリティー キー” 登録は、すでに利用することができます。
“セキュリティー キー”
そもそも “セキュリティー キー” は、元々「Titan Security Key」として海外の Google ストアで販売されていたロック解除用商品です。
USB ドングル型と Bluetooth ボタン型の 2 つのタイプがあり、Google アカウントログイン時の「2 段階認証プロセス」の際に、PC の USB ポートに「Titan Security Key」を挿すか、ペアリング済みの Bluetooth 型「Titan Security Key」のボタンを押すことで「2 段階認証プロセス」のセキュリティロックを解除する流れとなります。
今回 Android が “セキュリティー キー” として利用できるようになったのですが、要は Bluetooth 型の「Titan Security Key」として利用できるようになりました。「2 段階認証プロセス」設定ページであらかじめ “セキュリティー キー” として登録をしておくことで、「2 段階認証プロセス」の際に Android のボリュームボタンを数回押すと「2 段階認証プロセス」のセキュリティロックを解除することができるようになります。
ここで優れているのは、「2 段階認証プロセス」でログインする機器と Android を Bluetooth ペアリングしておく必要がない点です。Android の位置情報を ON にしておくだけで、「2 段階認証プロセス」ログインする機器と Android が近い場合に “セキュリティー キー” として利用することができます。
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https://myaccount.google.com/signinoptions/two-step-verification 
ちなみに Android の “セキュリティー キー” 設定は、Chrome 関連のの「2 段階認証プロセス」ログイン時に利用できる模様です。
Android “セキュリティー キー” を使うかどうかは置いておいて、とりあえず登録してく方が、もしもの時のために良いかもしれないですね。
Source：Google
