Google からの公式発表はありませんが、地図サービス「Google マップ」の Android と iOS 版アプリにおいて便利な機能が解禁されているのを発見したのでご紹介させていただきます。
その便利な機能とは、ナビゲーション利用中の “現在地を共有” です。「Google マップ」には 2017 年 3 月末に、自身のリアルタイムな現在地を共有できる新機能 “現在地を共有” が追加されました。
“現在地を共有” は、例えば待ち合わせのときに相手と現在地を共有しあって正確に待ち合わせを行ったり、一方の現在地を共有してその場所に向かっている状況をリアルタイムに確認したりなど、様々に応用できる便利な位置状況共有機能です。
ただこれまで不便だったのは、ナビゲーションを開始した状態だと “現在地を共有” を利用することができなかった点。“現在地を共有” を行ってからナビゲーションを開始すれば、位置情報を共有しつつナビゲーションも利用することができたのですが、逆の場合は一旦ナビゲーションを中止してから “現在地を共有” を行い、そしてナビゲーションを再開する必要がありました。
今回それが解消され、ナビゲーション開始後でも “現在地を共有” を利用できるようになったわけです。利用方法は簡単で、ナビゲーション中に画面下部に格納されているメニューを上に引き上げ、“移動情報を共有” をタッチして進むのみ。
“移動情報を共有” は、“現在地を共有” と同じです。メールや SNS、クリップボードに専用 URL をコピーして送信など、様々な方法で共有することができます。
また現在地情報が共有される期間は、目的地到着までです。
「Google マップ」でナビゲーション利用中の “移動情報を共有” は、恐らくかなり要望の多かった機能かと思いますし、誰もが便利に活用することができます。今回の内容を参考にして、是非活用してみてください。
ちなみに「Google マップ」でナビゲーション利用中の “移動情報を共有” は、Android と iOS 共に、最新版のアプリバージョンにアップデートしていれば利用することができます。