Google からの公式発表はありませんが、地図サービス「Google マップ」の Android 用ベータ版アプリにおいて、新たな機能が追加されていることを発見したのでご紹介させていただきます。
今回発見した Android 用ベータ版「Google マップ」アプリの新機能は、ナビゲーション中に衝突事故、スピード違反取締、軽い渋滞といった 3 つの道路状況レポートを送信できる機能です。これらを「Google マップ」に送信することで、他のユーザーが「Google マップ」を利用する際に、リアルタイムな道路のアクシデント状況を確認することができます。
「Google マップ」は GPS を利用して、ナビゲーション中や “運転モード” 利用中に渋滞が起こっている道路をレッドラインで自動表示する機能は以前から実装されていますが、ここにユーザーからのリアルタイムなレポートが加わることにより、より精度の高いナビゲーションを利用できるようになります。
ただ道路状況レポートはナビゲーション利用中に送信する仕様となっているため、要は運転中に Android を操作する必要性が出てきます。もちろん、運転中のスマートフォン操作は道路交通法違反なので NG です。
「道路交通法 第 71 条 第 5 号の 5」の条文から解釈した上で、停止している際であれば道路状況レポートの送信は、原則として違反にはなりません。そのため、路肩停車中や赤信号における停止状態であれば(恐らく)大丈夫。