Google は 2019 年 6 月 6 日、3 月のサンフランシスコで開催された世界最大のゲーム開発者向けイベント GDC 2019 において発表した、新しいゲームストリーミングプラットフォーム「Stadia(スタディア)」の詳細を発表しました。
「Stadia」は、2018 年 10 月に「Project Stream」として発表したゲームストリーミングプラットフォームの正式版です。
「Stadia」
「Stadia」は基本的に、Chrome ブラウザを利用してオンラインゲームをストリーミングで遊ぶことができるゲームプラットフォームです。
対応するハードウェアは、Chrome ブラウザを利用できるラップトップとデスクトップ PC、そして「Pixel 3」「Pixel 3 XL」「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」スマートフォンとなります。また各ゲームは個別に販売されますが、月額 $9.99 で 4K@60fps ディスプレイ解像度や 5.1 チャンネルサラウンド高環境でゲームを遊ぶことができるサブスクリプションサービスの「Stadia Pro」と、1080@60fps + ステレオサラウンド環境で遊ぶことができる「Stadia Base」の 2 つのコースが用意されます。
「Stadia Pro」は 11 月から先行開始、「Stadia Base」は 2020 年開始予定です。早期に「Stadia」を遊びたいユーザーは、「Stadia Pro」を契約する必要があります。
ただし「Stadia」は、米国、英国、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、アイルランド、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデンの北米と欧州 14 カ国での先行開始です。日本は含まれていません。
とはいえ 2020 年には対象地域が拡大される予定なので、もしかしたら日本でも開始されるかもしれないですね。
このほか米国では、「Stadia」専用ゲームコントローラー「Stadia Controller」“Night Blue” カラーに 3 か月分「Stadia Pro」や 4K モニターで「Stadia」をプレイするための「Chromecast Ultra」、そのほか特典が内包された数量限定の先行パック「Stadia Founder’s Edition」が用意され、同日より Google ストアで予約も開始されています。「Stadia Founder’s Edition」の価格は、$129.00 です。
「Stadia Controller」は、元々 “Night Blue” “Clearly White” そして “Wasabi” の 3 色で価格は $69.99。こちらは、11 月より対象国の Google ストアで一般販売される予定です。
Google ストア 商品ページリンク
- 「Stadia Founder’s Edition」
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Stadia Founder’s Edition
Source:Google