ドイツメーカーのカールツァイスが約 1 年前の 2018 年 9 月 27 日に発表した、フルサイズセンサーを搭載したレンズ一体型のコンパクトデジタルカメラ「ZEISS ZX1」。
現在まだ海外でも発売されていないのですが、以前は掲載のなかった日本サイトに、いつの間にか掲載されていました。とはいえちょこっと説明文が掲載されているのみで、商品ページリンクをクリックしても海外サイトにジャンプします。
「ZEISS ZX1」は当初、2019 年初頭に発売予定として発表されたのですが、発表から 1 年経過しようとしているこの時期でも、まだ予約すら開始されていません。ちなみに「ZEISS ZX1」、FCC 認証情報から日本の技適マークが搭載されることも明らかとなっています。
更に今年の CP+ 2019 イベントでも展示されていたということで、日本発売はまず間違いないでしょう。いつ発売になるかは不明ですが。
「ZEISS ZX1」
「ZEISS ZX1」は、3,740 万画素の ZEISS Distagon レンズを採用するコンパクトデジタルカメラです。
ディスプレイは 4.34 インチ(1,280 × 720)HD 解像度 LCD で、512GB の内部ストレージ(SSD)を搭載。バッテリーは 3,190mAh。Bluetooth と Wi-Fi のほか、NFC もサポートしています。充電コネクタは、USB 3.1 サポートの USB Type-C コネクタです。
そして驚くべきは、OS に Android を採用している点。バージョンは不明ですが、公開されている公式動画から Android を採用していることがわかります。
NFC でファイルを送受信する機能「Android Beam」が利用できるようなので、Android 4.0 以降であることは間違いありません。実際は、もっと高いバージョンと予想されます。
また Adobe の画像編集アプリ「Photoshop Lightroom CC」をプリインストールし、撮った写真をその場で編集することも可能。もちろん SNS に即シェアすることができます。プロセッサや RAM は不明なので実際どの程度のスペックなのかはわかりませんが、RAW 画像もサポートしているのでそれなりに高い処理能力であることは間違いないでしょう。
「ZEISS ZX1」は久しぶりの Android 搭載コンパクトデジタルカメラということもありますしなによりカールツァイス製ということもあるので、なかなか注目度の高い製品かと思います。
Source:カールツァイス
アンドロイドだと電池の消費が気になります