- Android 10 では「Android Auto」が OS に統合
- アプリインストールが不要で逆にアプリインストールが不可に
- スタンドアロンアプリリリース予定
2019 年 9 月 3 日に Android OS の最新バージョンの公式版「Android 10」を提供開始されましたが、その「Android 10」にて、ドライブサポートアプリ「Android Auto」に大きな変化が訪れていた模様です。
それは、「Android 10」では「Android Auto」が OS ベースで実装され、「Android 10」以降の機種では「Android Auto」対応車載ディスプレイに接続して車載ディスプレイで操作できる技術として「Android Auto」が統合されているというもの。つまり、「Android Auto」アプリ不要で、「Android Auto」対応車載ディスプレイに Android デバイスを接続して「Android Auto」が利用できるというわけです。
このため、「Android Auto」アプリをインストールしていない「Android 10」以降の機種では、現時点で Google Play ストアで配信されている「Android Auto」アプリをインストールすることができなくなっています。「Android Auto」はそもそも、まずは「Android Auto」対応車載ディスプレイに Android デバイスをつなげて利用するシステムとして提供が開始されましたが、その後 Android 単体で「Android Auto」が利用できるようなっています。
https://jetstream.buzz/archives/46602 では「Android 10」にて、車載ディスプレイに接続してではなく、Android デバイス単体で「Android Auto」を利用する場合はどうすればいいかという点が疑問ですよね。この場合の現時点の対処法は 2 つです。
1 つは、「Android Auto」アプリをインストールしている状態で「Android 10」以降にソフトウェアアップデートする方法。そのまま「Android Auto」アプリが継承されるので、「Android 10」でも単体で「Android Auto」を利用することができます。
2 つ目は、APK ファイルなどを利用して Android デバイスに「Android Auto」アプリをインストールする方法です。Android バックアップからの復元を利用するというのも、この手法の一種となります。
さらに Google は今後数週間以内に、「Android Auto」アプリとは異なる Android デバイス単体で「Android Auto」を利用するためのスタンドアロンアプリ、「Android Auto for Phone Screens」をリリースするとのことです。この「Android Auto for Phone Screens」アプリをインストールすれば、これまでの Android 単体の「Android Auto」を利用できるようになるとのことです。ちょっとややこしいですね。
Source：Google
