- MNO 版「楽天モバイル」の料金プラン発表
- 同日より申し込み開始 & 2020 年 4 月 8 日よりサービス開始
- MVNO 版「楽天モバイル」は 4 月 7 日で新規受付終了
楽天は 2020 年 3 月 3 日、現在試用プログラム「無料サポータープログラム」としてベータ提供している MNO 版「楽天モバイル」の料金プランと、一般サービス開始日を正式発表しました。
MNO 版「楽天モバイル」は、4 月 8 日より一般サービスが開始されます。また発表同日より、申し込み受け付けも開始されています。
料金プラン
MNO 版「楽天モバイル」の料金プランは、シンプルな “One Plan(ワンプラン)” です。
「楽天モバイル」回線における通信は使い放題。
そして通話については、Wi-Fi 通話にも対応した専用アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話かけ放題となります。「Rakuten Link」未使用時は 30 秒 20 円での一般通話となります。
その名も「Rakuten UN-LIMIT」。気になる月額は、なんと 2,980 円(税抜き)。
さらに初回 300 万名を対象に、1 年間は無料で利用可能です。実際の料金は、2 年目から発生します。
ただし事務手数料 3,000 円(税抜き)は別途掛かります。
とはいえ、「Rakuten UN-LIMIT」を利用すると、事務手数料相当分(税込み 3,300 円)が「楽天スーパーポイント」で返ってくるので、実質事務手数料も無料です。
このほかに、6 月 30 日までにオンラインでの申し込みした場合、3,000 ポイントがプレゼントされます。つまり実質的に 1 年無料 + 事務手数料無料 + 3,000 ポイントお得、という大盤振る舞いです。
注意点など
MNO 版「楽天モバイル」、通信も通話も使い放題で実質的に 1 年無料とかなり大盤振る舞いですが、注意しなければいけない点があります。
それは、通信と通話の使い放題は、あくまでも「楽天モバイル」の独自回線を利用する場合に限った話ということです。
「楽天モバイル」はまだ全国的に基地局が少なく、現状では東京や大阪などの、さらに一部の地域しかカバーされていません。詳しいエリアは以下から確認してみてください。
「楽天モバイル」は KDDI とパートナー提携していて、「楽天モバイル」回線がカバーできていないエリアについては、KDDI の回線を借り入れる形式となっています。
そして KDDI 回線を利用する場合は、データ通信量の上限が月 2GB までとなっています。2GB を超える場合は、128Kbps の低速通信となります。
KDDI 回線における通話についてはかけ放題です。
このほか海外での利用においては、66 の国と地域において、データ量上限 2GB で、ショートメッセージサービス(SMS)は使い放題、通話については海外から日本国内がかけ放題、海外から海外(国内から海外も含む)が月定額 980 円(税抜き)となります。
ちなみに MNO 版「楽天モバイル」の 1 年間無料特典は、300 万名が対象で、かつ一人 1 回線のみ対象です。もし一人で複数回線を契約する場合は、2 回線目以降は通常の月額 2,980 円(税抜き)となります。
その他
MNO 版「楽天モバイル」は、MVNO 版と同じく SIM ロックフリーで端末が提供されます。
また料金プランについては最低利用期間や解約手数料が発生しません。
ちなみに、現在販売中の「楽天モバイル」オリジナル Android スマートフォン「Rakuten Mini」に、新色となる ”クリムゾンレッド” が追加されます。こちらは 4 月中旬発売予定です。
さらに「楽天モバイル」専用フェムトセル「Rakuten Casa」も、3 月下旬より順次提供される予定となっています。
5G サービスの開始時期
MNO 版「楽天モバイル」は、次世代通信規格 5G も提供予定です。
「楽天モバイル」の 5G サービスは、今のところ 2020 年 6 月に提供予定となっています。料金プランや対応機種などは未発表です。
MVNO 版「楽天モバイル」について
MNO 版「楽天モバイル」の提供に合わせて、現在一般提供している MVNO 版「楽天モバイル」についても新情報が正式発表されています。
MVNO 版「楽天モバイル」は、2020 年 4 月 7 日をもって新規受付終了です。MVNO 版「楽天モバイル」の終了時期は、今のところ未発表です。
Source:楽天モバイル