- 「Gmail」スマート機能とパーソナライズを新設定[スマート機能とパーソナライズ]として提供へ
- メールの自動分類やフィルタリング、自動カレンダーエントリの作成など
- 「Gmail」「Google Chat」「Google Meet」のデータをほかの Google サービスと連携させる[他の Google サービスのスマート機能とパーソナライズ]設定も
Google は 2020 年 11 月 16 日、メールサービス「Gmail」において現在提供しているメールの自動分類やフィルタリング機能、自動カレンダーエントリ機能などのを、新しい[スマート機能とパーソナライズ]設定として提供すると発表しました。
「Gmail」では現在、受信したメールの[メイン][ソーシャル][プロモーション][新着][フォーラム]への自動振り分けや、迷惑メールなどの自動フィルタリング機能などが提供されています。またメール作成時のメッセージ候補表示[スマート作成]や、メール返信用の候補文機能[スマート リプライ]など、ユーザーの利用履歴や普段使用するメッセージや文から提案を行ってくれる機能なども、随時提供されています。
今回発表された内容は、そうしたユーザーの利用履歴から機械学習を活用して自動でメールを振り分けてくれたり候補を表示すてくれる機能を統合して、新しい[スマート機能とパーソナライズ]設定として提供する、という内容です。[スマート機能とパーソナライズ]設定は、メールの自動フィルタリングと[スマート作成]と候補文機能[スマート リプライ]のほか、旅行日程の読み取り、荷物の追跡、自動カレンダーエントリも含まれた設定となります。
また[スマート機能とパーソナライズ]設定は「Gmail」だけでなく、「Google Chat」と「Google Meet」も含めての統一された設定です。もちろん[スマート機能とパーソナライズ]設定は OFF にすることも可能。
さらに、「Gmail」「Google Chat」「Google Meet」のデータをほかの Google サービスに連携させることを許可する、[他の Google サービスのスマート機能とパーソナライズ]設定も提供されます。
[他の Google サービスのスマート機能とパーソナライズ]設定は、請求書のリマインダー、予約したレストランの地図(Google マップ)表示、旅行情報の「Google Travel」連携、「Google Pay」におけるポイントカードとチケット連携の設定となります。こちらも OFF にすることが可能。
今回 Google が発表した新しい[スマート機能とパーソナライズ]設定と[他の Google サービスのスマート機能とパーソナライズ]設定は、あくまでも既存の設定を統合して提供するという内容です。そのため、これまで分散されていた各機能や設定が統一されるため、よりわかりやすくなります。
Source:Google