- 総務省、苦情等処理義務違反の「モナ Wi-Fi」運営元シレーヌを行政指導
- 利用者の解約申出を数か月間放置するといったシレーヌの不適切対応が原因
- 「モナ Wi-Fi」は “お客様第一主義” を掲げるソフトバンク回線利用 MVNO
日本行政機関の総務省は 2022 年 6 月 13 日、ソフトバンク回線利用 MVNO「モナ Wi-Fi」運営元の株式会社シレーヌに対して書面による行政指導を行ったと発表しました。
今回の総務省のシレーヌに対する行政指導の原因は、「モナ Wi-Fi」利用者の解約申出を数か月間放置するといった不適切対応が発覚したため。電気通信事業法第 27 条[苦情等の処理義務]に対する違反とみなされたためです。
実際には、「繰り返しメールで繰り返し問い合わせても返信がない」や「苦情等の申出に対して速やかに十分な回答がなされない」、「解約を申し出たにもかかわらず数か月間対応されず解約できない」などといった事案を含む多数の相談が総務省や消費者センターに寄せられた模様です。
今回の総務省の行政指導を受けてシレーヌは、「モナ Wi-Fi」公式サイトにて謝罪と対応正常化を報告する文章を掲載しています。
ちなみに「モナ Wi-Fi」は、“お客様第一主義” を掲げるソフトバンク回線利用 MVNO です。聞いて呆れます。
モナ Wi-Fi は常にお客様を 1 番に考えてサービス設計、価格設計することを宣言します。
Source:総務省