- Google、ジェネレーティブ AI サービス「Bard」がプログラミング支援機能を実装
- C++ / Go / Java / JavaScript / Python / Typescript を含む 20 を超えるプログラミング言語の生成やデバッグ、コード説明まで可能に
- ただしまだ初期実験段階のため不正確の可能性あり
Google は 2023 年 4 月 21 日(金)、2023 年 3 月に米国と英国にて初期実験を開始した、2023 年 2 月上旬発表実験的会話型言語モデル「LaMDA」搭載対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」の、待望の新機能提供開始を発表しました。
「Bard」に提供開始された待望の新機能は、プログラミング支援機能の実装です。C++ / Go / Java / JavaScript / Python / Typescript などを含む 20 を超えるプログラミング言語の生成やデバッグを、「Bard」でできるようになりました。「Google スプレッドシート」の関数までも、サポートしています。
Python のコードを生成した場合、ブラウザ上で Python を実行できる Google 提供 WEB ツール「Colab(Colaboratory)」にエクスポートも可能です。
「Bard」のプログラミング支援サポートでは、コード生成だけでなく、生成されたコードのスニペットの役割の説明までサポート。「Bard」によるコード生成と共に、プログラミングを勉強することができます。
このほか、「Bard」で生成されたコードを「Bard」上でデバックすることや、コードに動作エラーが発生した場合の修正まで、簡単な指示で行うことまでもが可能です。
ただし「Bard」はまだ、あくまでも初期実験段階。そのため、生成されたコードが不正確であったり、誤っていたりする可能性もあるため、過信は禁物。今後の提供地域拡大と共に、その正確性は増していくと予想されます。
Source:Google