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Android FIDO2

Android、WEB認証規格「FIDO2」サポート追加

  • Android プラットフォームが WEB 認証規格「FIDO2」サポート追加
  • Android を「パスキー」の認証用デバイスとして活用可能
  • 2023 年 4 月 12 日(水)配信「Google 開発者サービス」アプリ v23.14 以降でサポート

Google が 2023 年 5 月 3 日(水)に公開した、毎月提供している Android デバイスのセキュリティと信頼性を高めるための新機能を含んだ「Google システム アップデート」の 2023 年 4 月更新版詳細にて、Android プラットフォームにおける WEB 認証規格「FIDO2」サポート追加が発表されました。

WEB 認証規格「FIDO2」は、オンライン認証技術標準化団体 FIDO Alliance が定めるパスワード不要新規格「FIDO 認証」の一つ。「FIDO 認証」を用いた新サインイン方式「パスキー(Passkey)」とも、大いに関連ありです。

Android が WEB 認証規格「FIDO2」サポートは、Android を「パスキー」認証用デバイスとして活用可能になったことを意味します。例えば PC にて Google アカウントページなどにアクセスするときに、WEB 認証規格「FIDO2」をサポートしている Android デバイスに「パスキー」認証用 WEB リンクが送信されるので、Android で生体認証や画面ロック解除などの認証を行うことで、Google アカウントへのセキュアなサインインができるようになるわけです。

Android プラットフォームにおける WEB 認証規格「FIDO2」サポート追加は、実際には 2023 年 4 月 12 日(水)配信の「Google 開発者サービス」アプリ v23.14 以降で行われます。つまり、2023 年 5 月上旬となる現在、「Google 開発者サービス」アプリを v23.14 以降にアップデートしている場合は、「FIDO2」のサポートがすでに追加されています。

Google は 2023 年 5 月 3 日(水)に Google アカウントにおける「パスキー」サポート導入を発表していますが、今回の2023 年 4 月更新版「Google システム アップデート」の Android プラットフォームの WEB 認証規格「FIDO2」サポート追加は、それに合わせた(ちょっと発表が遅れた)追加機能ということです。

「Google Play 開発者サービス」アプリリンク

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Source:Google

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「Android、WEB認証規格「FIDO2」サポート追加」への1件のフィードバック

  1. Androidは昨年からFIDOに対応しており、「パスキー」認証用デバイスとして活用可能でした。5月3日からGoogleアカウントでパスキーが利用できるようになり、Androidはログインすると自動敵にパスキーが作成されるようになりました。今回の「Google 開発者サービス」のアップデートは、このGoogleアカウントのパスキー対応に伴うものだと推察します。

    「例えば PC にて Google アカウントページなどにアクセスするときに、…WEB 認証規格「FIDO2」をサポートしている Android デバイスに「パスキー」認証用 WEB リンクが送信されるので」は、実際の動作と異なります。認証用 WEB リンクは送信されず、認証が必要な時にはこれまで通りのログイン画面が表示され、電話番号やメールアドレスを入れるとパスワード認証の代わりにパスキー認証に遷移します。

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