- 世界的な調査会社 Counterpoint Technology Market Research(Counterpoint)が Google Pixel スマートフォンの世界出荷台数を題材として興味をそそるブログ記事を公開
- Google Pixel スマートフォンの世界出荷台数が前年比 67% 増加
- そして日本が Google Pixel スマートフォン出荷台数シェア率一位に
モバイル & テクノロジー専門の世界的な調査会社 Counterpoint Technology Market Research(Counterpoint)は 2023 年 6 月下旬、Google Pixel スマートフォンの世界出荷台数を題材とした、日本人の興味をそそるブログ記事を公開しました。
今回 Counterpoint が公開したブログ記事では、Google Pixel スマートフォンの世界出荷台数が前年比 67% 増加となったことと、その主な要因が日本における Google Pixel スマートフォンの販売台数急上昇にあることが紹介されています。
日本では、Google Pixel スマートフォンの出荷台数が 2022 年第 1 四半期から 2023 年第 1 四半期に掛けて、なんと約 5 倍にも増加。2022 年 7 月に発売された「Pixel 6a」が長く人気となっていることや 2022 年後半に発売された「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」が好調なことはもちろん、やはり 2023 年 5 月に SIM フリー版のほかに NTT ドコモ / KDDI(au)/ ソフトバンクを通して発売された、オリジナルプロセッサ「Tensor G2」搭載新世代廉価版 Google Pixel スマートフォン「Pixel 7a」の存在が大きいと言えます。
「Pixel 6a」「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」そして「Pixel 7a」が好調となっているお陰で、日本における Google Pixel スマートフォン出荷台数シェア率は、2022 年第 1 四半期の 10% から、2023 年第 1 四半期にはなんと 34% と、24% もの大幅増加。しかも米国においては、Google Pixel スマートフォン出荷台数シェア率が 2022 年第 1 四半期が 51% だったのに対し、日本の大幅増加に伴い 2023 年第 1 四半期は 31% となり、2023 年第 1 四半期の Google Pixel スマートフォン出荷台数シェア率は日本がトップに躍り出ました。
日本での Google Pixel スマートフォンの販売台数急上昇(需要拡大)は、Google Pixel スマートフォン自体の性能や機能が充実していてコストパフォーマンスに優れていることはもちろんですが、その上で、NTT ドコモ / KDDI(au)/ ソフトバンクといった通信キャリアを通して販売されていることが一番の要因と言えます。同時に、SIM フリーのみ、もしくは SIM フリー中心の販売は、日本ではまだ向かないということも明らかとなったと言えるでしょう。
とはいえ、Google Pixel スマートフォンは 2022 年から日本で販売開始されたわけではありません。日本では、2018 年に初の Google Pixel スマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」が発売されていて、それより数年前の 2011 年に Google Pixel の前身となる Google Nexus シリーズの「Galaxy Nexus」が、NTT ドコモから「Galaxy NEXUS SC-04D」として投入され、その後も毎年 Google Nexus / Google Pixel が投入され続けてきました。
その歴史の中で PDCA サイクルが回されてきたことで、2023 年第 1 四半期の日本における Google Pixel スマートフォン販売台数急上昇し、そして米国を抜いて一位になっと、私は感じます。ちなみに日本国内における 2023 年第 1 四半期の Google Pixel スマートフォンの市場シェア率は 9% で、1 位の Apple iPhone(シェア率 50% 以上)に次ぐ 2 位となりました。
Google Pixel スマートフォン、2023 年後半に発表される(かもしれない)新世代 Google Pixel スマートフォン「Pixel 8(仮)」シリーズで、さらなる急上昇を見せてくれるでしょう。
6, 7のノリで Pixel 3 Pro になってます!!ご確認ください~!!
ほんとだ