- Google、生成 AI を用いた新 Google 検索機能「SGE(Search Generative Experience)」の新機能を発表
- 記事の重要ポイントをリスト化してくれる「SGE while browsing(ブラウジング中の SGE)」実装
- 今後デスクトップ版「Chrome」ブラウザにてスタンドアロン実験機能としても提供
Google は 2023 年 8 月 15 日(火)、現在米国で展開している開発途中 Google サービスお試し初期実験サービス「Search Labs」の目玉機能の一つである、自動生成 AI 活用検索「SGE(Search Generative Experience)」に提供する新機能を発表しました。
「SGE」に提供される新機能は、Android / iOS 版「Google」アプリを通して利用できる「SGE while browsing(ブラウジング中の SGE)」で、生成 AI による、いわゆる記事要約に似た機能です。「SGE」はこれまで、「Google 検索」における対話型生成 AI サービスとして試験提供されてきたのですが、「SGE while browsing」にてついに回覧中の記事でも「SGE」が機能するようになります。
「SGE while browsing」では、Android / iOS 版「Google」アプリを通して表示しているコンテンツの画面下部に表示される「Get AI-powered key points」バーの[Generate]をタップすることで、生成 AI によって記事が分析され、コンテンツ内の重要なポイントがリスト化されます。そのリストからポイントをタップすることで、そのポイントが抜粋されたコンテンツ部分へとジャンプすることができです。
また「SGE while browsing」のポイントリスト直下に表示される[Explone on page(ページ内検索)]や[Explone more(もっと見る)]から、さらにコンテンツを深掘りすることも可能。つまり例えば、長文コンテンツをいちいち読まずとも、「SGE while browsing」で重要なポイントを把握したり、さらに深掘りして理解を深めていくことができるというわけです。
「SGE」は現在、「Search Labs」に参加している米国ユーザー向けに Android / iOS 版「Google」「Chrome」アプリや、デスクトップ版「Chrome」ブラウザを通して利用可能ですが、「SGE while browsing」についてはまず、Android / iOS 版「Google」アプリで利用できるようになります。また今後、「Search Labs」に参加していない場合でも、最新のデスクトップ版「Chrome」ブラウザにてスタンドアロン実験機能として利用できるようになる予定です。
日本でも早急に提供していただきたい機能ですね。
「Google」アプリリンク
Source:Google