- 注意!Google「Bard」で共有した会話がインデックスされてしまい Google 検索に引っかかってしまう模様
- 「Bard」の共有機能は 2023 年 7 月に提供開始され 2023 年 9 月には他人が共有した会話を別のユーザーが継続できる仕様に
- 人に見られたくない会話や機密情報などを「Bard」とやり取りした場合は安易に共有しないように
Google が 2023 年春に発表し、そして 2023 年 5 月より日本語でも提供が開始されている対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」。
2023 年を代表する AI サービスとして提供が開始された「Bard」ですが、現在インターネット上でちょっとした騒動が行っています。それは、「Bard」で共有した会話が、Google にインデックスされてしまい、Google 検索に引っかかってしまうという内容です。
つまり、「Bard」との会話が、Google 検索を通して他人に見られてしまう可能性があるということです。ただしあくまでも、「Bard」との会話の公開リンクを作成し共有した場合に限ります。
「Bard」との会話の共有機能(公開リンク作成機能)は、2023 年 7 月 13 日(木)に Google より提供開始が発表されました。その後の 2023 年 9 月 18 日(月)には、公開リンクを作成し共有した「Bard」との会話を他人が継続できる共有機能のアップデート版も提供されています。
そもそも「Bard」との会話を共有するということは、その時点で他人に見られる状態となります。なので Google にインデックスされることも一部の有識者にとっては想定の範囲内の事情ではあるのですが、一般的には受け入れがたい事実かもしれません。
現時点で Google から「Bard」との会話を共有した場合にインデックスされてしまい Google 検索に引っかかってしまう事象について特に案内などは発表されていませんが、現在それなりに騒動となっているため、おそらく何らかの案内が行われた上で近日中に共有された「Bard」との会話をインデックスから除外するオプションがリリースされるか、そもそも共有された「Bard」との会話はインデックスされないようになるかなどの対応が取られると予想されます。
とりあえず今は、人に見られたくない会話や機密情報などを「Bard」とやり取りした場合は安易に共有しないようにしましょう。
【注意喚起】
現在、GoogleのAI「Bard」で会話した内容が検索に引っ掛かるようになり誰でも見れる状態。対象になるのは会話履歴を共有した場合だそう。
みなさん、くれぐれも機密情報を入れた上で会話を共有しないように!! pic.twitter.com/RoKBP8C2fS
— usutaku@AI情報解説 (@usutaku_com) September 27, 2023
Source:海外SEO情報ブログ