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Passkey

Googleは「パスキー」で最終的にパスワード廃止予定

  • Google、2023 年より本会展開開始したパスワード入力不要新サインイン規格「パスキー」の現状と今後の展望を発表
  • 「パスキー」は 40% ものサインイン高速化を実現
  • Google は「パスキー」の普及によってパスワード自体を廃止する方針

Google は 2023 年 10 月 9 日(火)、毎年 10 月に規定されている「サイバーセキュリティ月間」に合わせて、パスワード入力不要新サインイン規格「パスキー」の現状と、今後の展望を発表しました。

Google は 2022 年下旬より、「パスキー」を Android と Chrome 向けにベータ版提供も開始。その後 Google を始め、Apple や Microsoft などは 2023 年初めより、パスワード入力不要新サインイン規格「パスキー」を本格展開開始し、現在はサードパティーサービスやアプリなどでも、広く「パスキー」が展開されています。

そもそも「パスキー」は、FIDO2 や WebAuthn の技術を組み合わせて公開鍵暗号方式を利用する、FIDO アライアンスによって策定されたパスワードレス認証方式です。顔認証 / 指紋認証 / PIN コード入力 / パターン入力といったロック解除認証とパスワードを紐付けられ、そのロック解除認証を行うことでパスワード入力不要の認証を行うことができます。

実際に現在 Android / iOS / Windows デバイスにて Google「パスワード マネージャー」を利用したサイトやサービスなどへのサインインを行う場合、顔認証 / 指紋認証 / PIN コード入力 / パターン入力が求められ、その認証を行うことでサインインができるようになっています。Google によると、パスワードを入力してサインインを行う旧来の方式に比べてセキュリティ性能が向上していることはもちろん、40% ものサインイン高速化を実現しているとしています。

そんな便利でセキュア、そして高速な新サインイン規格「パスキー」ですが、Google は最終的に、「パスキー」を普及させることによってパスワード入力ではなくパスワード自体を廃止する方針です。もちろんバックグラウンドでは「パスキー」に紐づいたパスワードが残ると予想されますが、ユーザーがパスワードを設定したり変更するような操作は、将来的に廃止されていくと予想されます。未来ですね。

Source:Google

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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