- Google、「Google マップ」新機能「ルートのイマーシブ ビュー」をついに提供開始
- 「ルートのイマーシブ ビュー」は AI によってストリートビューと航空写真を融合したデジタルモデル「イマーシブ ビュー」を利用したルート表示機能
- アムステルダム / バルセロナ / ダブリン / フィレンツェ / ラスベガス / ロンドン / ロサンゼルス / マイアミ / ニューヨーク / パリ / サンフランシスコ / サンノゼ / シアトル / ヴェネツィア、そして東京で展開
Google は 2023 年 10 月 26 日(木)、2023 年 5 月開催開発者向けイベント「Google I/O 2023」にて発表した地図サービス「Google マップ」新機能「ルートのイマーシブ ビュー」を、ついに提供開始しました。
「Google マップ」新機能「ルートのイマーシブ ビュー」は、Google が 2023 年 2 月に発表した地図サービス「Google マップ」新機能「イマーシブ ビュー」を活用したルート表示機能です。
そもそもの「Google マップ」の「イマーシブ ビュー」は、高度な AI 技術「NeRF」によってストリートビューと航空写真を組み合わせつつ 3D データ化し、さらに現地のリアルタイムな天気や交通状況まで考慮され調整されたバーチャルマップ仕様のデジタルモデルとなっています。同じようなサービスとして、昨年 2022 年 9 月より提供が開始された、ストリートビューと航空写真を融合しさらに天気や交通量も含めて AI で調整されリアルに近い 3D 型デジタルマップとしてスポットを表示してくれる「没入型デジタルマップ」がありますが、「イマーシブ ビュー」はスポットだけでなく、地図全体が 3D 型のデジタルマップとして表示される進化版となっています。
そしてこの「イマーシブ ビュー」を活用したルート表示機能が、今回提供開始された「ルートのイマーシブ ビュー」です。「イマーシブ ビュー」状態で、ルートを表示してくれます。
また「タイム スライダー」機能も実装され、時間帯に応じた大気質や天気、交通状況などを確認可能。「タイム スライダー」は、過去データを基に AI によって予測が作成されるため、これから訪れるスポットの未来の状況まで確認することができます。
「Google マップ」新機能「ルートのイマーシブ ビュー」は今後数か月以内に、アムステルダム / バルセロナ / ダブリン / フィレンツェ / ラスベガス / ロンドン / ロサンゼルス / マイアミ / ニューヨーク / パリ / サンフランシスコ / サンノゼ / シアトル / ヴェネツィア、そして東京にて、Android / iOS 版「Google マップ」アプリで展開されます。
「Google マップ」アプリリンク
Source:Google