HTC は 1 月中旬に発表した新ブランド「HTC U」シリーズの第 1 弾スマートフォン「HTC U Ultra」と「HTC U Play」を発表し、現地台湾で「HTC U Ultra」のノーマル版となる 64GB モデルを 1 月下旬発売予定として予約を開始しています。
そしてこれまでは詳しい発売日が不明となっていた内部ストレージ 128GB でサファイアガラスを採用となる上位版の “Sapphire Edition” に関して、HTC の台湾公式ショップサイトにて、2 月中旬に先行予約を開始し、2 月末から 3 月上旬に発売することを明らかにしました。
また “Sapphire Edition” にはラグジュアリーなギフトも同梱する模様ですが、今のところ内容は不明となっています。
「HTC U Ultra」
「HTC U Ultra」はシームレスなメタルユニボディと上下シンメトリーデザイン、そして何より背面をウルトラ 3D アクアデザインという同メーカー初の鏡面仕上げデザインを採用し、全く新しいコンセプトのスマートフォンとなっています。また 5.7 インチのメインディスプレイのほかに、「LG V20」と同じようなセカンドディスプレイも搭載。通知や連絡先、アプリのショートカットなどを表示できるようになっていて、カスタマイズももちろん可能です。
オーディオ機能やカメラ機能にもこだわっていて、1,200 万画素のフロントカメラは第二世代の HTC UltraPixe に対応、1,600 万画素のリアカメラでは通常の 4 倍の感度に向上して撮影できるも HTC UltraPixe モードを利用することができます。オーディオ機能では、付属の有線ヘッドセットによる「HTC USonic サウンド」で USB Type-C コネクタ経由での 3D サウンドによるハイレゾ音源再生に対応し、Blueooth ヘッドセットでは「HTC Boomsound Hi-Fi 版」によるノイズキャンセリングと高音質な音源再生に対応します。4 つのマイクによる 3D サウンド録音にも対応し、立体的な音を再現することが可能です。
主要スペック
OS | Android 7.0 with HTC Sense |
サイズ | 162.41 × 79.79 × 3.6 ~ 7.99 mm |
重量 | 170g |
ディスプレイ | 5.7 インチ(2,560 × 1,440)WQHD、Super LCD 5
Glass 5(64GB モデル)/ サファイアガラス(128GB モデル) |
プロセッサ | Snapdragon 821 Quad-core 2.15GHz |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64 / 128 GB、microSD スロット搭載 |
リアカメラ | 1,200 万画素、F/1.8、1.55μm 画素サイズ(UltraPixel)、PDAF センサー(像面位相差)、レーザーオートフォーカス、BSI センサー(裏面照射)、OIS(光学式手ぶれ補正) |
フロントカメラ | 1,600 万画素、第二世代 UltraPixel |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac、AirPlay 対応 |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 3,000mAh |
その他 | USB Type-C(3.1 Gen1)、HTC USonic、HTC Boomsound Hi-Fi |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク |
モバイルネットワーク |
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“Sapphire Edition” の現地価格
「HTC U Ultra」ノーマル版で 64GB モデルの現地価格は 23,900TWD(約 87,000 円)ですが、128GB の “Sapphire Edition” は 28,900TWD(約 105,000 円)です。もし輸入できるとなるとしても、総額はかなりの高額となりそうですね。
2 月末くらいに台湾に行かれる方がいらっしゃる場合に現地調達をお願いできれば一番安上がりとなるでしょう。そんなにうまい話があるかどうかは別として。
Source:HTC