先日、Google のスマートホームスピーカー「Google Home」が日本語をサポートしたことをご紹介させていただきましたが、2017 年 10 月 2 日にAndroid 版「Google Home」アプリが v1.25.81.13 にアップデートされ、“OK Google” に変わる “ねぇ Google” をサポートしました。
“ねぇ Google”
“ねぇ Google” は、“OK Google” の代わりに「Google アシスタント」の音声待ち受けを起動できるトリガーワードです。
“ねぇ Google” と話しかけることで、「Google Home」の「Google アシスタント」が起動します。“ねぇ Google” で「Google Home」の「Google アシスタント」を起動したあとの操作は、これまでと同じです。
しかしスマートフォンに “OK Google” による「Google アシスタント」(もしくは Google Now)の起動を設定している場合に、棲み分けができるようになったのでかなり便利になりました。ただし、“OK Google” でも「Google Home」の「Google アシスタント」は起動するので、“ねぇ Google” ではスマートフォンが反応しなだけのことです。
とはいえ今後、日本語の「Google アシスタント」全てが “ねぇ Google” をサポートしそうですね。
マナーモードも実装
「Google Home」アプリ v1.25.81.13 では新たに、リマインダーなどの音声通知をミュートするマナーモードも新たに実装されました。
マナーモードのスイッチを ON にしておくと、音声通知が行われなくなります。
ユーザーの音声認識もサポートされる模様
「Google Home」アプリ v1.25.81.13 では更に、ユーザーごとの音声識別もサポートした模様です。
「Google Home」はこれまでユーザーごとの音声識別をサポートしていなかったので、あらゆるユーザーの音声の “OK Google” をトリガーとして勝手に「Google アシスタント」が起動してしまっていました。これを悪用したバーガーキングのプロモーションも以前話題となりましたね。
しかし新のユーザーの音声を識別できるようになることで、こういった “OK Google” の悪用プロモーションは利用できなくなります。ただ、音声識別機能を設定しようとしても “登録を完了できません。” と表示されて登録できない状態なので、今後のアプリアップデートなどで改修されるかもしれません。