2019 年 3 月 9 日より強硬的に施行される Google Play の “通話履歴や SMS へのアクセス権限” に対する新しいポリシーに関連した記事を書かせていただいたところ、とあるアプリの開発者様から直接ご連絡をいただき、新しい “通話履歴や SMS へのアクセス権限” ポリシーに準拠したアプリをご紹介いただいたので、今回ご紹介させていただきます。
そのアプリは、「Quick 電話帳」。各 MVNO が提供するプレフィックス番号を利用した格安通話サービスを網羅している、優秀アプリです。
開発者様曰く、2018 年 11 月の “通話履歴や SMS へのアクセス権限” ポリシー変更発表時から改修を開始し、つい先日 Google の承認が下りたとのことです。
「Quick 電話帳」
「Quick 電話帳」の最大の特徴は、プレフィックス番号を任意の内容で設定することができる点。
つまり各 MVNO が提供する格安通話サービスを利用する場合、事前にプレフィックス番号を設定しておくことで、電話発信時に自動的に格安通話サービスを利用することができるようになります。実際のプレフィックス番号指定はプリセットされている MVNO 一覧から選択できるほか、任意の番号を直接入力することも可能です。
更に「Quick 電話帳」は Android デフォルトの通話アプリとしても設定できるため、「mineo でんわ」をはじめとした “通話履歴や SMS へのアクセス権限” ポリシーに準拠できなかったアプリの代替えとして大活躍します。
「Quick 電話帳」、基本は無料で広告表示を消す AD フリーライセンスがアプリ内課金 520 円となっています。MVNO 系通話アプリから完全な乗り換えも大いに検討できるアプリなので、格安 SIM の音声通話プランユーザーはこの際乗り換えてみてはいかがでしょうか。