- 複数タスクを一気に実行する「Google アシスタント」“ルーティン”
- ユーザーオリジナルの “カスタム ルーティン” は「Google Home」デバイスで実行可能
- 日時指定や繰り返し設定も
音声指示でいろいろなことを実行してくれる「Google アシスタント」は、基本的に 1 つのタスク指示に対して 1 つのタスクを実行してくれる便利機能です。
しかし “ルーティン” を使うことで、あらかじめ設定しておいた複数のタスクを一気に実行してくれるようになります。今回の記事では、そんな便利な「Google アシスタント」の “ルーティン” の設定方法をご紹介します。
“ルーティン” にはもともとフレーズとメニューが用意されている “デフォルト ルーティン” と、ユーザーが自由にフレーズやタスクを作成できる “カスタム ルーティン” があり、さらに “カスタム ルーティン” は、日時(時間と曜日)を指定して「Google Home」や「Google Nest Hub」などの「Google Home」デバイスで自動実行させることも可能です。これを利用することで、アラームのように利用することが可能です。
“デフォルト ルーティン” の設定方法は、以下の記事をご参照ください。
「Google アシスタント」の “ルーティン” 設定に移動
「Google アシスタント」の “ルーティン” は、「Google アシスタント」設定の中に格納されています。
「Google」アプリから「Google アシスタント」設定に移動するのが、手っ取り早い方法です。「Google」アプリの[その他]タブをタッチして、[設定]→[Google アシスタント]とタッチして進みます。
さらに、[アシスタント]タブへと移動します。[アシスタント]タブの中にある[ルーティン]が、“ルーティン” 設定ページです。
“ルーティン” 設定ページの[+ ルーティンを追加]が、今回ご紹介する “カスタムルーティン” となります。
“カスタム ルーティン” の設定
“カスタム ルーティン” は、ユーザーの任意のフレーズ(コマンド)を設定することで、そのコマンドがトリガーとなって、あらかじめ設定した “ルーティン” が実行されるオリジナルの “ルーティン” 機能です。
例えば[進捗どうですか?]とコマンドを設定した場合、“OK Google 進捗どうですか?” と「Google アシスタント」に話かけることで、“ルーティン” が実行されていきます。また “カスタム ルーティン” は “デフォルト ルーティン” と同じく、1 つの “ルーティン” に対して複数のコマンドを設定することも可能です。
さらに “カスタム ルーティン” は追加で日時(時間と曜日)と実行させる Google スマートディスプレイを指定して、その日時に自動で「Google Home」デバイスにて “ルーティン” を実行させることができます。
ちなみにコマンドの設定は必須ですが、日時の設定は任意です。
コマンドと日時を設定したら、次に実行される “ルーティン” を設定していきます。“カスタム ルーティン” は[コマンドを入力]にて「Google アシスタント」に指示する音声コマンドを設定できるほか、[よく利用する操作を表示]から、あらかじめ用意されているタスクを簡単に設定することが可能です。
“ルーティン” を設定したら、画面上部の[保存]をタッチします。すると[カスタム]カテゴリ部分に、今作成した[進捗どうですか?]の “カスタム ルーティン” が設定されます。
作成した “カスタム ルーティン” はあとから再編集することも、もちろん可能です。タスクの順番を入れ替えたりなど、テストを行いながらベストな内容に仕上げてみてください。
あとはあらかじめ設定したかコマンド(OK Google 進捗どうですか?)を「Google アシスタント」に言うか、もしくは指定した日時になると自動で「Google Home」デバイスが “ルーティン” を実行するようになります。かなり便利なので是非活用してみてください。