- 「Rakuten Link」規約変更が本日 2022 年 6 月 20 日(月)より予告通り適用開始
- 第 13 条に新たな[責任]条項が追加(送受信された第三者コンテンツについての責任を負わない)
- 2022 年 7 月 1 日以降も「楽天モバイル」を使い続けるユーザーは気をつけましょう
楽天が 2022 年 6 月 13 日(月)に発表した、MNO サービス「楽天モバイル」のスーパーコミュニケーションサービス「Rakuten Link」における規約(Rakuten Link コミュニケーションサービス利用規約)変更事項が、本日 2022 年 6 月 20 日(月)より予告通り適用開始されました。
今回適用開始された「Rakuten Link」規約変更箇所は、第 13 条[責任]部分で、これまでの第 1 項 ~ 第 6 項に加えて新たに第 7 項が追加されています。新たに追加される第 7 項の実際の内容は、「Rakuten Link」上で表示された第三者コンテンツやユーザーが「Rakuten Link」を通して送受信した第三者コンテンツについて、「楽天モバイル」が責任を負わないという、責任回避的な内容です。
7.本サービスを通じて利用者に表示または送信される第三者のコンテンツ(広告、メッセージ、本サービス外のウェブサイト等へのリンクを含みますがこれに限りません)について、当社は一切の責任を負いません。
要は「Rakuten Link」上で表示された広告やユーザーが勝手に送受信した第三者のコンテンツにて、たとえ何らかのトラブルが発生したとしても「楽天モバイル」が責任を負わないという確認的なものなので、当たり前といえば当たり前の内容かもしれませんです。単に、責任の所在を明確化されただけとなっています。
とはいえ、これまで明記されていなかった内容が今回新たに追加されていますし、しかもどちらかというとユーザーに対して不利に働く場面も出てくる可能性も拭えないため、これからは気を引き締めて「Rakuten Link」を利用する必要があるでしょう。
今後 2022 年 7 月 1 日(金)には、「Rakuten Link」を利用するキャリアメールサービス「楽天メール」も始まりますし、2022 年中にデスクトップ版「Rakuten Link」も始まります。2022 年 7 月 1 日以降も「楽天モバイル」を使い続けるユーザーは、今回の「Rakuten Link」規約変更内容を頭に入れておきましょう。