- ベータ版 OS「Android 13 Beta」第三弾「Android 13 Beta 3」のマイナーアップデート第三弾「Android 13 Beta 3.3」提供開始
- マイナーアップデート第二弾「Android 13 Beta 3.2」からわずか 10 日程度でのマイナーアップデート
- Wi-Fi への接続ができい不具合や、パフォーマンス低下、カーネルパニックなどの致命的な問題が修正
Google は 2022 年 6 月 27 日、2022 年 6 月 8 日に提供開始されたばかりの次世代 Android OS「Android 13」の開発者向けベータ版「Android 13 Beta」第三弾「Android 13 Beta 3」に対する、三度目のマイナーアップデート「Android 13 Beta 3.3」を提供開始しました。
ベータ版第三弾「Android 13 Beta 3」は、提供からわずか 2 日後の 2022 年 6 月 10 日にマイナーアップデート第一弾「Android 13 Beta 3.1」が提供開始され、そこから約一週間後の 2022 年 6 月 16 日にマイナーアップデート第二弾「Android 13 Beta 3.2」が提供開始されました。そしてそこから約 10 日後の本日 2022 年 6 月 27 日に、マイナーアップデート第三弾「Android 13 Beta 3.3」の提供開始です。
ベータ版 Android OS に対し第三弾までマイナーアップデートが提供されるのは、なかなか異例なことです。2022 年 7 月上旬には第四弾「Android 13 Beta 4」も提供されるはずなのですが、その前にマイナーアップデートを提供するということは、よほどの致命的な不具合やバグが発生していたのでしょう。
今回の「Android 13 Beta 3.3」は、「Android ベータ プログラム」に登録している「Pixel 4」以降の Google Pixel スマートフォンを対象に、「Over the Air(OTA)」でアップデートが提供されます。
ただし、「Android ベータ プログラム」にて「Android 12 QPR3」を適用していた場合は、2022 年 6 月 6 日に配信された公式版ソフトウェアアップデートをもって「Android 12 QPR3」の提供が終了しています。そのため「Android 13 Beta」に移行するのであれば、改めて「Android ベータ プログラム」から登録を行う必要があります。ご注意ください。
今回提供開始された「Android 13 Beta 3.3」では、「Android 13 Beta 3」「Android 13 Beta 3.1」「Android 13 Beta 3.2」で発生していた複数の不具合やバグが修正されています。Wi-Fi への接続ができい不具合や、パフォーマンス低下、カーネルパニックなどの、致命的な問題がこれまで発生していた模様です。
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「Android 13 Beta 3.3」アップデート後は、ビルド番号が「TPB3.220617.002」に更新されます。
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Source:Google