- 「楽天モバイル」、契約者逝去による料金計算方法を 2023 年 10 月 20 日(金)より変更へ
- 生前までの利用分請求から解約時までに発生した利用分を請求へ
- ただし期限内に相続放棄証明書類を提出すれば支払い免除に
楽天 MNO「楽天モバイル」は 2023 年 9 月 20 日(水)、契約者逝去による料金計算方法を、一か月後の 2023 年 10 月 20 日(金)より変更すると発表しました。
「楽天モバイル」では現在、契約者が逝去した場合は生前までのデータ利用量を基準として利用分が請求される仕様となっています。しかし 2023 年 10 月 20 日(金)からは、代理人による解約手続きが行われるまでに発生したデータ利用量を基準として利用分が請求される仕様に変更されます。
つまり「楽天モバイル」契約者が逝去した場合にそのまま放っておくと、逝去から解約時点までに発生したデータ利用量に基づいて請求が行われるため、親族や代理人がその支払を行う必要が出てくるということ。例えば「楽天モバイル」回線をモバイル Wi-Fi などに挿して運用している場合など、月々最大税込み 3,278 円(Rakuten 最強プラン)の請求が発生する可能性もあるということです。
ただし契約者逝去による料金計算方法が変更される一方で、救済案も用意されています。その救済案は、3 か月の期限内に相続放棄証明書類を提出する方法です。
契約者が逝去した場合は代理人が解約のための書類を提出する必要があるのですが、その際に任意提出書類の相続放棄証明も合わせて提出することで、契約者逝去に伴い発生した利用料金の支払い義務がなくなります。支払い免除です。
今回「楽天モバイル」が発表した契約者逝去による料金計算方法変更は 2023 年 10 月 20 日(金)より適用されますが、それに合わせて「楽天モバイル料金表(PDF)」と「ご契約者様逝去時代理人提出用 解約申込書(PDF)」の内容も一部変更されます。
Source:楽天モバイル