- Google、初期実験サービス「Search Labs」の年齢制限要件変更を発表
- これまでの 18 歳以上から 13 歳 ～ 17 歳に（ただし一部機能）
- まずは米国から
Google は 2023 年 9 月 28 日（木）、2023 年 5 月開催 Google 開発者向けイベント「Google I/O 2023」にて発表し、そしてまずは米国限定で提供開始されたのち、2023 年 8 月下旬よる日本国内でもついに提供を開始した、Google サービスの様々開発途中機能をお試しできる初期実験サービス「Search Labs」の、年齢制限要件変更を発表しました。
「Search Labs」や「Search Labs」内で提供されている自動生成 AI 活用検索「SGE（Search Generative Experience）」はもともと、Google の AI 検索サービスを利用する上で設けられている要件を満たす必要があります。その要件は、Android / iOS 版「Google」アプリか「Chrome」ブラウザを利用することと、18 歳以上の個人 Google アカウントにてアクセスすることです。
|
つまり「SGE」を始めとした「Search Labs」で提供されている各生成 AI 機能は、18 未満の Google ユーザーは原則利用することができません。しかし 2023 年 9 月 28 日（木）より、「Search Labs」の年齢制限要件が変更され、13 歳 ～ 17 歳の Google ユーザーも「Search Labs」を利用できるようになりました。
これはつまり、18 歳未満の Google ユーザーでも「SGE」を利用できるようになったということです。
https://support.google.com/websearch/answer/13572151?hl=ja 
ただし「Search Labs」の年齢制限要件が変更されたとはいえ、13 歳 ～ 17 歳の Google ユーザーが「Search Labs」をフル活用できるようになったわけではありません。あくまでも、「Search Labs」で提供されている「SGE」などの一部の機能に限ります。また、まずは米国での先行変更（提供）です。
Google は、「SGE」において不適切または有害コンテンツの内容が表示されないよう品質の保護を行っています。たとえば違法薬物やいじめ、そのほか若者に対して有害な内容は、「SGE」では表示されません。
Google は 10 代の若者やその親御さんが生成 AI への理解を深めることができる特設コンテンツ「生成 AI について」も提供中です。10 代の若者やその親御さん以外の Google ユーザーも、一度目を通しておくと良いでしょう。
Source：Google
