- Google、2023 年 9 月に対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に対して海外で提供開始した「Bard Extensions(拡張機能)」をついに日本語でも提供開始
- 「Gmail」「Google Workspace(Google ドライブなど)」「Google マップ」「YouTube」「Google ホテル」「Google フライト」からの個人コンテンツ情報を検索 / 要約 / 回答してくれる機能
- 「Bard」の個人コンテンツアクセスは設定から ON / OFF 可能
Google は 2023 年 12 月 18 日(月)、3 か月前の 2023 年 9 月発表し英語環境で提供を開始した、対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」に対する「Bard Extensions(拡張機能)」を、日本語と韓国語で提供開始しました。
「Bard Extensions(拡張機能)」は、「Gmail」「Google ドライブ」「Google ドキュメント」などのグループウェア「Google Workspace」や、「Google マップ」「YouTube」「Google ホテル」「Google フライト」の個人コンテンツ情報を、「Bard」を用いて検索 / 要約 / 回答してくれる機能です。
「Bard Extensions(拡張機能)」では、「Google マップ」を利用した目的地への道順を「Bard」に質問して回答を得たり、観光地までの道順を紹介する「YouTube」動画を「Bard」に探してもらったりなど、様々な使い方が可能。「Google ドライブ」に保存しているファイルを見つけてもらったり、「Google ドキュメント」の内容を要約してもらったりなども可能です。
「Bard Extensions(拡張機能)」は個人コンテンツ情報にアクセスする機能となっているため、プライバシー保護の観点から設定にて各項目を ON / OFF できるようになっています。また、デフォルトではすべて ON になっている模様。
このほか「Bard Extensions(拡張機能)」の日本語提供に合わせて、「Bard」のプラグラミングコード回答のオンライン統合開発環境「Replit」エクスポート機能が、「Python」だけでなく、「C++」「JavaScript」「Ruby」「SQL」「Swift」を含む 18 プログラミング言語を新たにサポートしています。
Source:Google Bard